かんたんケータイKYF36とKYF32を比較 何が変わった?

 2017年8月10日に発売されたauの折りたたみケータイ新機種「かんたんケータイKYF36」。約1年前に登城した旧モデル「かんたんケータイKYF32」から何が進化したのか?その違いを調べてみました。ここではデザインや機能、スペック、端末価格を比較していきます。

かんたんケータイKYF36はKYF32から何が変わった?

デザインとカラーを比較

かんたんケータイKYF36

かんたんケータイKYF32

新機種KYF36の方がシンプルで高級感あるデザインに感じます。同じカラー(ゴールド/ピンク)でも色がくどく感じず上品な仕上がりです。

KYT36のグリーン(右)とKYF32のブルー(左)を比較

個人的に青系カラーが好きなんですが、かんたんケータイに限っては新機種グリーンのほうが抹茶カラーで渋さ、落ち着いた感じで好印象。こういうカラーの携帯電話って珍しいですね。メインターゲットはお年寄りですし、それにマッチした色合いになってます。 

機能を比較

auの商品紹介ページから抜粋しています。

KYF36の特徴

  1. 「聞こえ調整」で聞き取りやすい
  2. 騒がしい場所でも聞き取れるソニックレシーバー搭載
  3. 電源がスライド式スイッチ
  4. 光で操作補助
  5. 文字でかい
  6. メニューがわかりやすい
  7. キーが押しやすい
  8. 落下や水濡れに強い

KYF32の特徴

  1. 音がハッキリ聞こえる
  2. 文字がでかい
  3. メニューがわかりやすい
  4. キーが押しやすい
  5. 落下や水濡れに強い
丈夫さや見やすさ、音声の聞き取りやすさはそのままに、さらに新機能を搭載して性能アップさせています。ボタン長押しによる電源オンオフより、スライド式スイッチのほうがわかりやすいですね。 

スペックを比較

KYF36KYF32
本体カラーゴールド ピンク グリーンゴールド ピンク ブルー
サイズ幅 51mm 高 115mm 厚 17.9mm幅 51mm 高 116mm 厚 18.1mm
重さ約142g約137g
バッテリー容量1500mAh1410mAh
充電時間約120分約110分
連続通話時間約590分(VoLTE)約490分(VoLTE)
連続待受時間約440時間(4G LTE)約400時間(4G LTE)
au ICカード種類au Nano IC Card 04 LEau Nano IC Card 04 LE
CPUMSM8909 1.1GHz×4コアMSM8909 1.1GHz×4コア
メモリROM 8GB RAM 1GBROM 8GB RAM 1GB
 外部メモリmicroSDHC(最大32GB)microSDHC(最大32GB)
通信規格4G LTE4G LTE
最大通信速度受信150Mbps 送信最大25Mbps受信最大75Mbps 送信最大25Mbps
ディスプレイ約3.4インチ FWVGA TFT液晶約3.4インチ FWVGA TFT液晶
カメラ約800万画素CMOS約800万画素CMOS
Wi-Fi規格IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)
BluetoothVer.4.1
防水IPX5/IPX8IPX5/IPX8
防塵IP5XIP5X
耐衝撃MIL-STD-810G Method 516.7: Shock-Procedure IVMIL-STD-810G Method 516.7: Shock-Procedure IV
付属品卓上ホルダ卓上ホルダ
違う部分は赤文字にしてあります。サイズは小さくなってますが重さは増えました。まあ気になるほどじゃないですね。バッテリー容量は増え、連続使用時間はさらに長く、速度も受信は倍になっています。最大の違いはWi-FiとBluetooth対応。Wi-Fi環境があればインターネットも気楽に使えますし、最近はBluetooth接続でワイヤレス化が進んでいるので、関連機器(イヤホンなど)も使えます。 

au端末価格を比較

KYF36KYF32
一括価格37800円32800円
分割価格1050円×36回900円×36回
乗り換え時 実質価格450×36回 =16200円300×36回 =10800円
新規契約時 実質価格同上同上 
機種変更時 実質価格同上600×36回 =21600円
新機種KYF36はどの契約方法でも同じ価格。KYF32は乗り換え・新規契約なら少し安く契約できますね。旧→新に機種変するときは16200円。KYF32は発売日に買ったとしてもまだ1年程度しか使ってないはず。なのでバッテリー劣化などもまずないでしょう。また縛り期間もあるので、不自由していないなら機種変する価値はないと思います。 

まとめ

auのかんたんケータイシリーズ最新モデル「KYF36」と旧モデル「KYF32」を比較し、進化下部分を紹介しました。追加機能、デザインなどさらに魅力的になっていると思います。が、旧モデルからの乗り換えするほどではなさそうです。ただこれから契約する人は6000円程度の価格差しかないので、新モデルもありですね。