格安SIM(MVNO)各社が「荷受代行」「荷物転送」アルバイト詐欺への注意を呼びかけ

格安SIM(MVNO)各社が「荷受代行」「荷物転送」アルバイト詐欺への注意喚起トップ画像8月に入ったころから格安SIM(MVNO)数社が公式サイトにて「荷受代行」「荷物転送」アルバイトに関する注意を呼びかけています。独立行政法人「国民生活センター」が7/22に速報で発表後、順次広がっています。現在発表しているのは「UQモバイル(7/28)」「IIJmio(8/5)」「@nifty(8/9)」「mineo(8/17)」の4社(見つけたもののみ)。最初「UQモバイル」お知らせページでみた覚えがあるんですが、なにやら被害が拡大してそうなのでどんな詐欺なのかしっかり調べてみることに。

「荷受代行」「荷物転送」アルバイト詐欺ってどんなもの?

国民生活センターにはこんな感じに書かれてました。
「送られてきた荷物を指定された住所に転送するだけで報酬がもらえる」とSNSで持ちかけ、希望者から身分証明書やクレジットカード番号などの個人情報を取得。それを使って携帯電話などを契約すると希望者宅へ届くので、その荷物を指定の場所へ転送させる。その後3000円~5000円ほどの報酬を振り込む。
要は、個人情報ゲットして勝手にものを買って転売なりして儲ける詐欺ですね。報告された被害例によると、勝手に身分証明書を使って携帯を契約された例が多そう。ほか家電などのパターンもあるようです。SNSではこんなフレーズで説明されてるらしい。「アルバイトの内容は、電化製品・電子機器の入った荷物を指定の住所に送るだけ」 「1回送る度に報酬(3000円や5000円など)が支払われる」 「アルバイトをはじめるには、運転免許証や健康保険証などの身分証明書が必要」勝手に携帯契約されたら、端末やSIMカードは犯罪に使われたり転売されるだけでなく、解除料は自分持ちになる可能性も。アルバイト代はきちんと振り込んでくれてるみたいですが、それで逆に安心してしまい、何回もやってしまう人もいるようです。「荷物受け取りだけ代行して転送するだけのアルバイト」なんて冷静に考えれば怪しすぎる話ですし、傍から見てると「こんなのひっかかるわけないでしょ?」と思います。でも、友人知人から「簡単に稼げたよ!」と報酬を支払われた事実を元に教えられたらやっちゃう人多そう。引っかからないようにしたいですね。