BCNランキング発表、令和2年1発目の月間スマートフォン・ケータイ売上ランキングデータをまとめました。
2020年1月1日~1月31日
月間スマホ・携帯売上ランキング
1~10位
- iPhone 11 64GB(ソフトバンク)
- AQUOS sense3 SH-02M(ドコモ)
- iPhone 11 64GB(au)
- iPhone 11 128GB(ソフトバンク)
- iPhone 11 128GB(au)
- Galaxy A20 SC-02M(ドコモ)
- iPhone 8 64GB(au)
- iPhone 11 64GB(ドコモ)
- iPhone 11 128GB(ドコモ)
- らくらくスマートフォン me(ドコモ)
1位 iPhone 11 64GB(ソフトバンク)
前月に続いて首位をキープしたソフトバンク版iPhone11。
iPhone11ProやMaxにあるトリプルカメラこそ搭載されていませんが、最新iPhoneらしいハイスペックなモデルです。
キャッシュバック2万円までなど昔に比べて不利な条件に縛られていますが、3キャリアの中では最安価格であることもあって一番売れています。
春先にはiPhoneSE2の発売も噂されていますが、スペックはiPhone8ベースのようですし、価格しだいではソフトバンク版iPhone11のほうが安いなんてこともあるかもしれませんね。
2位 AQUOS sense3 SH-02M
絶好調のドコモAQUOSsense3がここのところ連続で2位をキープしています。
1位には届かないものの、iPhone以外が安定して2位以内を維持した例は過去にないだけにその好調っぷりが見て取れます。
2018年ころから始まった端末0円販売の規制により、キャリアでも価格が安いモデルに人気が集まる傾向が見られます。
ただし、価格が安いと言ってもスペックは一昔前のハイエンドモデルクラスなので困ることはないでしょう。
10位 らくらくスマートフォン me
過去最高位の10位にランクインしたドコモのシニア向けスマホ「らくらくスマートフォンme」。
こういうシンプル操作系スマホとしても過去最高位で、初のトップ10入りとなりました。
少し前ですが、3G回線を使ったガラケーのサービス終了が発表されたこともあり、こういったスマホに乗り換える方が増えているのでしょう。
調査会社IDCの発表データによると、1月の携帯電話出荷台数は150万台ほどで、その内スマホが110万、ケータイが40万台ほどとなっていました。
いまでも月40万台ほど折りたたみタイプの携帯が製造販売されているので、ユーザー数はまだたくさん存在しています。
そういったケータイユーザーがスマホへ乗り換えるときに選ぶ最有力モデルなので、今後も安定したセールスをキープしそうです。
11~20位
- BASIO3(au)
- iPhone 7 32GB(ワイモバイル)
- iPhone 11 Pro 256GB(ソフトバンク)
- P30 lite(SIMフリー)
- Pixel 3a(ソフトバンク)
- iPhone 8 64GB(ドコモ)
- iPhone 11 Pro 256GB(au)
- Xperia 8 SOV42(au)
- arrows U(ソフトバンク)
- AQUOS sense3 SH-M12(ドコモ)
11位 BASIO3(au)
10位ランクインのドコモ「らくらくスマートフォンme」に続いて、auのシニア向けスマホ「BASIO3」も前月から大きく順位を上げてきました。
新生活シーズンでスマホ販売台数が伸びる時期にセールスを増やしています。
3G回線サービス終了による高齢者の乗り換え需要が旺盛なんだと予想されます。
もうしばらく好調さをキープしそうですね。
12位 iPhone7 32GB(ワイモバイル)
前月順位を落としていたワイモバイルでしたが、この月はiPhone7が12位に上昇してきました。
通信費は文句なしの安さで、端末もそれなりに安いため、新入学を迎えるお子さんがいる家庭に選ばれているんでしょう。
2020年春には低価格モデル「iPhone SE2」が発売されると言われていますが、それを待つまでもなくワイモバイルを選んだほうが費用を節約できます。
日本では約半数がiPhoneですし、学生に限ればさらに大きなシェアを獲得しているiPhoneシリーズ。
子どもに持たせるスマホとしては最適な選択と言えますね。
14位 P30 lite(SIMフリー)
以前ほどの勢いは感じませんが、着実に売れているファーウェイのSIMフリースマホ「P30 lite」。
コスパの良さでスマホを選ぶならこのモデルがおすすめです。
先日ファーウェイが新型コロナウイルスの影響で業績下方修正を発表しましたが、まだまだ日本では存在感のあるメーカーさんです。
21~30位
- iPhone 7 32GB(UQモバイル)
- iPhone 8 64GB(ソフトバンク)
- AQUOS sense3 SHV45(au)
- らくらくホン F-01M(ドコモ)
- PB商品
- Reno A 64GB(SIMフリー)
- iPhone 11 Pro 256GB(ドコモ)
- Xperia 5 SO-01M(ドコモ)
- P30 lite(ワイモバイル)
- かんたんスマホ(ワイモバイル)
24位 らくらくホン F-01M(ドコモ)
日本ではまだまだ売れ続けている折りたたみタイプのケータイ。
トップ30にランクインすることは少ないのですが、この月は24位まで順位を上げてきました。
携帯電話の乗り換え・機種変更が旺盛な時期なので、来月も好調をキープしそうです。
今月発売の新機種
- 82位 シャープ SH-03M(ドコモ)
- 97位 キッズフォン 901SI(ソフトバンク)
- 135位 AQUOS zero2 SH-01M(ドコモ)
- 178位 AQUOS zero2 SHV47(au)
- 199位 AQUOS zero2 906SH(ソフトバンク)
日本のスマホ市場においては春モデル登場までのシーズンオフ期間でもあり新機種は少な目。
そんな中、ソフトバンクから根強い人気のキッズフォンシリーズ新機種、いま絶好調のAQUOSシリーズから「AQUOS zero2」が3キャリアから発売されました。
AQUOS zero2(ドコモ/au/ソフトバンク)
発売日が1月31日だったこともあり、集計期間はわずか1日のみ。
2月には正確な売れ行きデータがわかりますが、端末価格が6万を超えるハイエンドモデルのため、上位に食い込むほどは売れないと予想されます。
とはいえ、メモリ8GB、ストレージ256GB、バッテリー3130mAh、Snapdragon 855のCPU、デュアルカメラ搭載と文句なしのスペックを誇ります。
いまのAQUOS人気を考えるとトップ10に近い位置にランクインする可能性も?
デザインも高級感ある仕上がりですし、iPhoneシリーズを脅かすモデルになってもらいたいですね。
まとめ
2020年初月のスマートフォン売上ランキングでした。
上位陣に目立った動きがありませんでしたが、簡単操作が特徴のシニア向けスマホがセールスを伸ばしました。
ケータイからの乗り換え需要はまだ続きそうですし、2月以降もしばらくランキング上位にランクインしそうです。