2023年は嵐・松本潤!大河ドラマの主演を務めたジャニーズ【まとめ】

2023年は嵐・松本潤!大河ドラマの主演を務めたジャニーズ【まとめ】

今年もさっそく、大河ドラマがスタートしましたね。2023年・注目のそのタイトルは『どうする家康』。脚本は、なんとあの『相棒』『リーガル・ハイ』『ALWAYS 三丁目の夕日』など数々のヒット作を手掛けた、古沢良太さん。

主役級の豪華キャストを集め、誰もが知る徳川家康の歴史をテンポよく描いた新感覚の大河ドラマとなっています。主演に嵐・松本潤さんを迎え、愛らしく憎めない家康が生きた波乱の生涯に触れていきます。

大河ドラマ 歴代の中で主演に抜擢されたジャニーズタレントは、松本潤さんを入れて5人います。ここでは、過去に主演を飾ってきた実力派ジャニーズタレントについて振り返ってみましょう。

過去に大河ドラマの主演を務めた4人のジャニーズ俳優

これまでジャニーズタレントが大河ドラマ 歴代の主演を演じたのは、たった4回しかないそうです。松本潤さんで5人目となる、ジャニーズ大河。過去には、演技力に定評のあるこんな顔ぶれが、大河の顔を飾っていました。

東山紀之(1993年・琉球の風 DRAGON SPIRIT

ジャニーズタレントとして、初めて大河ドラマの主演を飾ったのは、現在ベテラン俳優として躍進を続けている東山紀之さんです。

本作は16世紀末から17世紀初頭にかけて、薩摩の侵攻で苦難に陥った琉球王国が舞台。東山さんは、架空の人物「楊啓泰(ようけいたい)」を演じました。この作品をきっかけに初めて沖縄を訪れ、戦地に足を運んだ東山さんは、撮影中ずっと沖縄を思い心を痛めたと話していました。当初、視聴率はあまり良くなかったものの、沖縄弁に吹き替えて現地で放送したところ、驚異的な視聴率を叩き出したのだとか!

香取慎吾(2004年・新選組!)

これまで年配者が演じることの多かった大河ドラマの役どころですが、『新選組!』では実際の人物と年齢や外見が近い俳優が起用された点でも注目を浴びました。

主人公の近藤勇を演じた香取さんは、「拳が口の中に入る」という条件を満たしていたことでも話題となりましたね。香取さんの持つ明るく爽やかな雰囲気と、柔和で大らかな性格が、近藤勇の特徴でもある「誠意の塊」という人格を忠実に再現していました。

香取さんはこの大河ドラマ主演を振り返り、「もう限界だ、と思ったときにはまだ3ヶ月しか経っていなかった」と、1年という長丁場で行う大河ドラマの撮影の過酷さを語りました。

滝沢秀明(2005年・義経)

番組史上最年少で主演を務めたのが、滝沢秀明さんでした。当時22歳という若さだった滝沢さんは、大河ドラマ主演を伝えられないまま、半年にわたって殺陣や日本舞踊のレッスンを受けていたのだとか。20kgにも及ぶ鎧兜をつけてトランポリンを飛ぶなど過酷な訓練を経て、アクションシーンも軽やかに美しく演じ切りました。

若さと抜群の運動神経を誇る滝沢秀明さんだからこそ成し遂げた、流麗な演技も見どころとなりましたね。

岡田准一(2014年・軍師官兵衛)

「この男がいなければ、秀吉の天下はなかった」ともいわれる、天才軍師・黒田官兵衛を力強く演じたのが、当時V6の岡田准一さんでした。

織田信長に認められ、秀吉とともに天下を取った知的で屈強な精神力を持つ男・黒田官兵衛の波乱万丈な生涯をじっくりと、繊細に描いた作品でしたね。もともとは好奇心旺盛で爽やかな青年だった黒田官兵衛でしたが、主君の裏切りによって心を閉ざし、厳しい形相へと変貌していきました。そこから軍師として成功していく黒田官兵衛の生き様を、ジャニーズきっての実力派俳優・岡田さんが鬼気迫る表情で演じましたよ。

2023年は松潤!大河ドラマ『どうする家康』の見どころ

頼りないプリンス!?まさに「どうする?家康」

2023年の大河ドラマの見どころは「ヘタレな家康」。1人のか弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望を前向きに描く物語となっています。誰もが知る徳川家康の波乱万丈な生涯を、ハラハラドキドキ、スピード感溢れるエンターテインメント性を含めながら丁寧に描かれます。

1話では師・今川義元が討ち死にすると、雨の中を逃げ出す主人公・松平元康(のちの徳川家康)。「もう嫌じゃー!」「どうしたらええんじゃー!」とパニックに陥るなど、まさに視聴者が「どうする?家康!」「頑張れ家康!」とエールを送りたくなるような、情けない家康を全力で演じています。

悪女である「瀬名」のイメチェンも見どころ

家康の正室である「瀬名」は、史実上かなりの悪女として知られてきました。今川義元の姪である立場を利用し、家康のことを見下していたり、傲慢で嫉妬深い性格だと語り継がれるなど、その印象は決して良いものではありませんでした。

そんな瀬名を、本作では有村架純さんが演じます。しかし、有村さんが全力で演じているのは私たちの知る瀬名ではなく、家康に対し最も大きく温かな母性を手向ける、どっしりと構えた頼れる正室でした。「家康を一番知り尽くした女・瀬名」を再解釈し、可憐で穏やかな有村さんが演じることで違った歴史を感じられるのも、本作の見どころとなっています。

まとめ

さっそく波乱の展開を迎えた2023年の新大河ドラマ『どうする家康』。今までにないか弱き家康を、力強い顔立ちと存在感を兼ね備えながらも繊細に役を演じ分ける実力派、松本潤さんが全力で魅せます。大河ドラマ 歴代の主演に引けを取らない圧倒的な世界観と、エンターテインメント性を楽しんでみませんか?