2016年11月から格安スマホを扱うソフトバンク系ブランド「ワイモバイル(Y!mobile)」が「iPhone5s」の端末代負担額が頭金100円だけになっています。いつの間にか変わってて知らない人も多いんじゃないかと思われます。ワイモバイルのお知らせページにも出てませんし。
おそらく総務省のキャリアへの端末割引に対する風当たりが強いのでひっそりと値下げ販売してるんじゃないかと予想。格安なスマホこそ扱ってますがワイモバイルもキャリアですからね。で、実質0円販売だとツッコまれるので頭金だけ108円とる形式にしたんでしょう。
ワイモバイル(Y!mobile)の「iPhone5s」端末価格
端末価格 | 実質支払額 全てのプランで | |
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iPhone5s 16GB | 38988円 (割引で実質0円) | 頭金108円 |
iPhone5s 32GB | 42876円 (割引で実質0円に) | 頭金108円 |
価格改定前の実質価格はこんな感じでした。
スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL | |
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iPhone5s 16GB 一括58800円 | 24000円 | 12000円 | 2400円 |
iPhone5s 32GB 一括64800円 | 30000円 | 18000円 | 2400円 |
プランSなら格安スマホが買えてしまうくらいの価格差になってますね。
「iPhone5s」は3世代前のモデルですが今使っても性能は全く問題ありません。たった108円で「iPhone」が持てるのはかなり魅力的と言えそうです。
ライバル「UQモバイル」も追随し「iPhone5s」を実質108円に
これに対してライバルKDDI(au)が運営する格安SIM業者「UQモバイル」も11/18に同じく実質108円に値下げしています。
関連記事:UQモバイルの「iPhone5s」が実質108円で購入可能!
そして、両者ともスマホ売上ランキングで順位上昇中。直近のデータではワイモバイル版が4位、UQモバイル版が27位にランクインしています。
関連記事:2016/11/21-11/27 スマホ売上げランキング
順位だけみるとまだまだ差が開いてますが、KDDIが本腰入れる前まではランキング圏外だったことを思うと急成長しています。
とは言っても、自分の回線を持ってるキャリアと回線借りてるだけの格安SIM業者(MVNO)という決定的な差があるので、回線速度や通話サービスなどではワイモバイルが優れています。ただ、総務省はMVNO推進に積極的で、キャリアへの風当たりがますます強くなってるのが現状なので思い切ったキャンペーンなどはなかなかできないでしょうね。UQにとっては追い風ですけどね。
いずれにしても、現段階ではワイモバイルのほうが安定しています。どちらかで迷っているなら下記の記事で比較しているので参考にしてもらえればと思います。