世界のスマホ市場で存在感のない日本メーカーですが、最近は防水・防塵・耐衝撃方面に力を入れ、頑丈さをウリにしている傾向です。
そして、頑丈な日本製スマホといったら、auから発売されている京セラ製「トルク」が有名です。アウトドアな趣味を持つ人たちの間で支持されているスマホですね。ただ、トルクほど丈夫さに特化した機種はほかに見かけません。
でも海外にはあります。建機メーカーとして有名な「キャタピラー」社のスマホ「CAT」シリーズ。「CAT S40」を扱っているMVNOも少ないながらあります。
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日本ではそれほどメジャーとは言えないスマホですが、S40の上位機種「CAT S60」が日本発売に。
そこで、「CAT S60」の端末価格やスペック、買えるお店やサイトをまとめました。
頑丈さに自信あり!CAT S60ってどんなスマホ?
CAT S60の特徴
- 水深5mに1時間沈めた状態でも起動可能
(通話・オーディオは×) - 1.8mの高さからコンクリートへの落下試験クリア
- サーマル撮影可能
(撮影対象の温度をもとにしたサーモグラフィーで撮影できます) - 水中撮影可能
- 濡れた指・手袋でも操作できるマルチタッチスクリーン搭載(水中は別)
- 大容量バッテリー3800mAh搭載
建機メーカー製だけあって、とくかく頑丈さがウリ。防水アイテムなしで水中撮影できる防水性能は、アウトドア派には魅力的。
1.8mからの落下に耐えられるのであれば、日常生活で壊す可能性は限りなく低くなります。
また、業者でもない限り使い道がなさそうなサーマル撮影も、おもしろ機能として活躍してくれそうですね。
CAT S60のスペック
サイズ | 高147.9×幅73.4×厚12.66mm |
---|---|
重さ | 223g |
ディスプレイ | 4.7インチ HD(720×1280) |
カメラ | 1300万画素 LEDフラッシュ×2 |
サブカメラ | 500万画素 オートフォーカス |
simスロット | nanoSIM×2(同時利用不可) |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
外部メモリ | microSD(最大128GB) |
バッテリー容量 | 3800mAh |
対応バンド | LTE 1/3/7/8/19/28、Cat4 |
対応周波数 | HSDPA/WCDMA 800/850/900/2100MHz GSM/GPRS/EDGE 850/900/1800/1900MHz |
OS | Android6.0 Marshmallow |
防水性能 | IP68 水面下5mで60分 |
防塵性能 | 粉塵の侵入を完全防護 |
耐衝撃性能 | 1.8mの高さからの落下試験をクリア |
動作温度 | -25℃~55℃ |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | Ver 4.1 |
USB端子 | micro-USB 2.0 |
センサー | 近接センサー 照度センサー 電子コンパス ジャイロスコープセンサー 気圧計 高度計 |
ローモデルのS40は、RAM2GB/ROM16GBでごく普通の格安スマホレベルでしたが、CAT S60は3GB/32GBでミドルスペックスマホレベルにパワーアップ。カメラもバッテリーも十分です。
また、気圧計、高度計などアウトドアで必要になる機能も搭載されいています。
CAT S60を買えるショップ・サイトは?
今のところ、取り扱いを発表している格安SIM業者(MVNO)はありません。S40は「IIJmio」が扱っているので、可能性はあります。
ほか、Amazonなどでも輸入モデルが売られています。
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まとめ
海外メーカーキャタピラー社製のSIMフリースマホ「CAT S60」を紹介しました。
最近は似たり寄ったりなモデルが多いので、これくらい一分野に特化した個性的なスマホが増えていくといいですね。
個人的にも久しぶりに物欲を刺激されました。