中国のスマホ・携帯電話契約数(~2016/9) お隣さんはスケールが違う

中国のスマホ・携帯電話契約数(~2016/9) お隣さんはスケールが違うトップ画像中国の国の機関「工業和信息化部」が、2016年9月末までの国内携帯電話契約者数を発表しました。現在、スマホメーカー世界シェアランキングでトップ10のほとんどが中国スマホメーカーとなっています。端末性能もサムスンやアップルと変わりませんし、日本では今のところファーウェイの「P9 lite」がSIMフリースマホ売上トップです。ここ1,2年で中国スマホメーカーの躍進が目立ちますが、売上のほとんどが中国国内における販売だけで世界シェア上位にランクインしているのが現状です。そこで、人口が日本の10倍以上のお隣さんのスマホ・携帯事情について、発表されたデータをまとめてみました。

2016年9月時点の中国国内の携帯電話契約者数

13億1620万人(人口における普及率は95.8%)【内訳】
  • 3G回線契約者数 1億9951万件
  • 4G回線契約者数 6億8589万件(直近12ヶ月で1億900万件増)
  • その他 4億3080万件
携帯電話でのインターネット利用者数 10億6359万人 過去1年間の契約件数と増加数、3G/4G回線契約件数の推移は以下のとおりです。

2016年9月まで過去1年間の携帯・スマホ契約数

契約件数増加数3G/4G割合
2015/99億100万69.4%
2015/109億500万400万69.5%
2015/119億500万0万69.4%
2015/129億2000万1500万70.1%
2016/19億3000万1000万73.0%
2016/29億5000万2000万74.0%
2016/39億5700万700万74.0%
2016/49億6600万900万74.7%
2016/59億7300万700万75.0%
2016/69億8200万900万75.5%
2016/79億9700万1500万76.4%
2016/810億400万700万76.7%
2016/910億1000万600万76.7%
この1年間で日本人口に匹敵するレベルで契約件数が増加してます。人口多いとスケールが違いますね。中国スマホメーカーが世界シェア上位独占するのも頷けます。そしてスマホ・携帯でのインターネット利用件数も発表されてたのでまとめておきます。

2016年9月まで過去1年間の携帯・スマホからのインターネット利用件数

利用件数増加数契約数全体 の利用割合
2015/948億3000万60.6%
2015/1051億8000万3億5000万63.0%
2015/1153億9000万2億1000万65.8%
2015/1256億1000万2億2000万69.9%
2016/158億1000万2億71.4%
2016/259億1000万1億72.6%
2016/362億8000万3億7000万75.6%
2016/464億7000万1億9000万77.2%
2016/566億4000万1億7000万79.8%
2016/668億4000万2億82.3%
2016/769億8000万1億4000万84.0%
2016/870億4000万6000万85.7%
2016/972億1億6000万87.0%
スマホ・ケータイからのインターネット利用件数の割合が9割近くまで上がってきてます。これだけ携帯使ってネットする人がいるなら、中国のネット通販サイト「アリババ」がイベントデーで1日の売上1兆円超えするのも頷けます。ただ配達事情はボロボロっぽいんですけどね。それが全てではないとしても、前にテレビで配達業者の荷物管理状況をやってたんですが、棚もない倉庫に荷物がゴミみたいに積み上げられ、それを投げて仕分けしてる様子が放映されてました。もし中国に何か発送するときはクッション材をしっかり使わないと大変なことになりそうです。 

まとめ:中国のスマホ・携帯電話契約数(~2016/9) お隣さんはスケールが違いますね

中国機関が発表したスマホ・ケータイ契約件数についてまとめました。中国で売れれば世界シェアでもトップクラスってのはどうなのよ?と思いますが、それだけの巨大市場がある国です。日本のスマホメーカーもぜひチャレンジして欲しいと思います。してるのかもしれませんが何も聞こえてきませんからね。。。