2016年6月9日、「衛生回線の通信システム試作機をソフトバンクが公開」に関する記事が日本経済新聞に掲載されました。今までの衛星電話は専用機器でなければダメでしたが、今回発表された試作機は人工衛星から直接スマホ(LTE)とやりとり可能。これは世界初のようです。試作機ではすでに実現できているので、あとは一般市場にて対応スマホが発売されるのを待つばかり。ソフトバンクによると2020年代前半の実用化をメドに開発を進めているそうです。これは楽しみすぎる!2020年代に今の形のスマホがあるかわかりませんけど、衛生回線対応スマホが実用化されれば、エベレスト山頂からでもツイートしたりLINEしたりできるってこと。「やべっ、遭難した!」となっても現在地を簡単に発信できるってことですよね。バッテリーさえ残ってれば。もう遭難なんて怖くない!また、震災とかで基地局がどうにかなっても問題なし。なんて素晴らしい。ただ当然衛星回線に対応したスマホは必要なわけで、今のスマホだと衛生のある高度36000kmとのやりとりはできないそうです。今回発表された試作機は電波を強力にしたもの。発がん率とか心配になりますが、衛星回線つかう、つかわないを切り替えできるようにしてくれればそれほど問題無さそうです。で、通信速度は1Mbpsとさすがに遅い。ですが格安SIMのピーク時間帯よりは速い気がします。まあMVNOによりますけどね。速度に関してはそのうち改善されていくでしょう。ちなみに試作機の制作費は公表されておらず。かなり高そうですね。あと衛星打ち上げ費用などのコストなどなど含めてサービス開始初期の通信料めっちゃ高くなりそう。でもこういう新しい技術はどんどん研究していって欲しいと思います。ドコモ、auも追随するんじゃないか、というかして欲しいんですが、衛星回線スマホが実用化されたらソフトバンクとドコモのシェア逆転なんてことがありえるかも?!今のうちにソフトバンク契約しておいて長期優遇される状態にしておいたほうがいいかもしれませんね。