フィルタリングサービスのあるMVNOは?格安スマホでも利用できる?

3月4月は新生活シーズン真っ盛り。それに合わせてスマホ契約する人が年間で一番増える時期だそうです。そしてドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアや、格安スマホを販売するワイモバイルやMVNOもキャンペーンを積極展開して少しでもユーザーを獲得しようとしています。特にキャリアは学割キャンペーンで新中学生・新高校生にターゲットを絞っているのが見て取れます。ただそれくらいの年齢ならまだ自分で判断することもできると思いますが、最近は小学校高学年くらいでスマホを持たせる親も増えています。関連記事:子供のスマホ所有率 小学校高学年でガラケーを逆転!さすがにこの年代となると、危険なサイトにアクセスしないか、SNSサービスで知らない人と勝手に会ったりしていないか、など親の不安は尽きません。そこで助けになってくれるのがフィルタリングサービス。ここでは子供が安全にスマホを使えるようにするフィルタリングサービスについてまとめてみました。

子供のスマホ利用を安全にするフィルタリングサービスとはどんなもの?

ドコモ・au・ソフトバンクは「あんしんフィルター」というフィルタリングサービスを無料で提供しています。これはアクセスするサイトごとに制限をかけたり、年齢別に設定することも可能。またiOSやAndroidスマホもそれぞれ設定でアプリを制限できる機能が備わっています。ただ、最近急激に普及が進んできた格安スマホは、提供している会社(MVNOという)によって機能があったりなかったりとまちまちです。低価格スマホは小学校高学年にスマホを普及させている原動力な部分でもあるので、子供の格安スマホを買い与えるときは、フィルタリング機能がオプションで選べるかどうか?もチェックしておきたいですね。 

フィルタリング機能がある主要MVNO(格安スマホ)をピックアップ

フィルタリング機能がある有名どころのMVNOは以下のとおりです。
  • LINEモバイル
  • IIJmio
  • 楽天モバイル
  • BIGLOBE
  • mineo
大手は比較的導入しているところが多め。それぞれのMVNOが取り入れているフィルタリングサービスについて簡単に解説しておきます。

LINEモバイル フィルタリング機能:i-フィルターfor マルチデバイス 利用料金:無料

「i-フィルターfor マルチデバイス」では、出会い系サイトやSNSアプリを使ったトラブルににならないよう制限してくれます。詳細:LINEモバイル 

IIJmio(アイアイジェイミオ) フィルタリング機能:i-フィルターfor マルチデバイス 利用料金:360円

LINEモバイルと同じですが、こちらは有料です。ウイルスアプリ「ウイルスバスターモバイル」とのセットで安くなるプランもあり。詳細:IIJmio 

楽天モバイル フィルタリング機能:マカフィー®モバイルセキュリティAndroid版 利用料金:300円

マカフィー®モバイルセキュリティAndroid版は、Androidスマホのセキュリティアプリで、ウイルスの侵入を防ぐ以外にも、個人情報を扱うアプリをチェックしたり、不審な着信・メールの拒否、危険なサイトへのアクセス制限、フリーWi-Fiスポットの安全性チェックなど機能が充実しています。また、キッズモードというフィルタリング機能搭載スマホもあり。キッズモードは、アプリの利用制限を設定できます。詳細:楽天モバイル 

BIGLOBE SIM フィルタリング機能:i-フィルターfor Android版 利用料金:200円

マルチデバイス版を扱うIIJmioよりは安い料金ですが、無料のLINEモバイルには劣ります。 

mineo(マイネオ) フィルタリング機能:安心フィルタリング(i-フィルターを利用) 利用料金:350円

安心フィルタリングでは、危険度の高いサイトやアプリのブロック、遠隔で子供のスマホ利用状況のチェックなどができます。通話時間や履歴、ネット利用状況なども確認できます。詳細:mineo 

まとめ:フィルタリングサービスのあるMVNOは?格安スマホでも利用できる?

子供のスマホ利用を制限してくれるフィルタリング機能は便利です。キャリアは無料提供されていますが、格安スマホは有料なところが多くなっています。その中でもLINEモバイルだけは無料提供なので魅力的です。ただ、お金を払ってフィルタリングサービスを伝ってるからと言って100%安心ではありません。あくまで手段の1つと捉え、日頃のお子さんとのコミュニケーションやルールづくりなどを大切にしていきたいですね。