今年の2月、1000ルピー(約1500円)程度の低価格スマホが主流なインド市場で、さらなる価格破壊を感じさせる251ルピースマホ(約400円)「Freedom 251」が発表されてはや4ヶ月。この超格安スマホが6月30日から待望の出荷スタートとなります。
ニュースで最初にでた頃は詐欺じゃないか?とも言われてましたが、ちゃんと発売されるようで何よりです(まぁまだわかりませんけど。。。)。
こんなの利益でないよね?と思ったら1台売るごとに150ルピー赤字になるらしい。ですよねー。でも送料で儲けるビジネスもあることですしどこかで儲けてるんでしょう。
Freedom 251の本体写真
パッケージが本物なら問題なく発売してくれそうですがどうなることやら。
それにしても、最近浸透してきた格安SIMの月額維持費より安いとかなんなんでしょうね。あと端末名に価格を含ませるってスゴイ。iPhoneで言ったら「iPhoneSE 47800」とかそんな感じですからね。47800では微妙ですけど、約400円なら衝撃度も含めてつけちゃってもいい感じ。ちなみにこの記事書いてる時点では1ルピー=0.665033円なので約377円です。
初回出荷台数は20万台らしいけど、とりあえずで買っちゃうって人は多いでしょう。インドの平均月収が25000円、と金融関係のサイトに書いてありましたが(日本は24万)、日本の水準に合わせて10倍にしたとしても約4000円程度なら十分衝撃的な安さじゃないかと思います。
で、気になるのは端末スペックや日本で買えるかどうか?でしょう。
Freedom 251のスペックはどれくらい?
※公式サイトには該当ページ見当たらず。そのためいろんなサイトのスペック情報をかき集めてきたものとなります。
価格: 251ルピー
ディスプレイ: 4インチ qHD IPS ディスプレイ 960×540px
OS: Android5.1
CPU: 1.3GHz クアッドコア
RAM: 1GB
ROM: 8GB(最大32GBまで増設可能)
カメラ: 320万画素
サブカメラ: 30万画素
バッテリー容量: 1450mAh
通信回線: 3G(2Gも対応と記載するサイトあり)
その他: デュアルSIM
カメラ320万画素はショボすぎですが、この価格で文句言う人はいないはず。電話やメール、アプリ少々くらいの用途なら十分でしょう。
Freedom 251 は日本で買える?輸入モデルはどこかに売ってる?
こんな安いならとりあえず買ってみたい。というわけで調べてみると、製造元「Ringing Bell」社の公式サイトには現在「Freedom 251」ページがないっぽい。公式フェイスブックページにもそれらしき案内はないようです。コメントみると注文IDありのメッセも投稿されてるのでどこかで注文できるはずなんですが。。。
ただインド政府の協力によって販売されるスマホなので、インド国内限定らしい。端末背面にはインド国旗もプリントされてます。
発送も国内だけと書いてるサイトがありました。これでは輸入することもできません。よって手に入れるにはインドに行くしかなさそう。