格安SIM「IIJmio」がフルMVNOに!・・・で、フルMVNOって何?

格安SIM「IIJmio」がフルMVNOに!・・・で、フルMVNOって何?トップ画像いろんなサイト、ブログで「IIJmioのフルMVNO化」について取り上げられてます。MVNOとしては業界トップクラスで最大手ともいえる「IIJmio」。フルがついたことでいったい何が変わるんでしょうか。そこでフルMVNOが何なのか?どんなメリットがあるのか?について調べてみました。

フルMVNOってそもそも何?

簡単に言うと、自分のところでSIMカードを発行できるMVNOのこと。難しく言うと、ユーザーの電話番号や位置情報などを管理しているデータベース「加入者管理機能(HLR/HSS)」を自分のところで見られるようになったため、それを使いユーザー情報を記録したSIMカードが発行できるようになったMVNOのこと。フルじゃないMVNO(ライトMVNOというらしい)では、ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルというキャリアに発行してもらったSIMカード(1枚あたり394円)を借り、それをユーザーに又貸ししています。これがフルMVNOになることで自社で発行しユーザーに貸せるわけです。これによりスマホ以外にも、通信機能を持つ車やIoT機器にセットするSIMカードの提供も可能に。今回はドコモ回線のみフルMVNOへの切り替えとなり、自社でSIMカードを発行し始めるのは2017年後半からとのこと。

「IIJmio」がフルMVNOになるとどんなメリットがある?

上の項目でふれましたが、スマホ以外にも展開できる強みがあります。個人向けスマホに格安SIMサービスを提供するMVNOが増えすぎて競争激しくなってますし、別の分野に進出できれば別の収入源を得ることができます。ほか、1枚のSIMカードでドコモとau回線を切り替えることも可能なようです。こういった面で乱立気味な他のMVNOと差別化ができ、優位に立つことができます。 

格安SIM「IIJmio」がフルMVNOに!・・・で、フルMVNOって何? まとめ

大手MVNO「IIJmio」のフルMVNO化についてまとめました。どんな新サービスを打ち出してくるのか楽しみですね。今後他のMVNOも後を追ってくるのかに注目です。ただ設備投資に50億ほどかかるらしいので「IIJmio」くらい大手MVNOでなければ簡単には参入できないでしょうね。