iPhoneがアップデートできない!原因と対策は?

iPhoneがアップデートできない理由

iPhoneがアップデートできない理由

iPhoneには、iOSという特別な基本ソフトウェアがインストールされています。

個別のスマートフォンアプリの更新に加え、基本ソフトウェアの方も定期的にアップデートが必要です。

アプリ同様に、更新作業を行う事で基本ソフトウェアの安定性が向上したり、脆弱性やエラーの修正が実施されます。

原則的に新しいバージョンのiOSが公開された時点で、なるべく早めにインストールしておきたいところです。

iOSは元々セキュリティ面やユーザビリティに優れた基本ソフトウェアですが、更新する事でより安全に使えますし、新バージョンをインストールする事で便利な機能が追加されたり、不便に感じていたポイントが改善される等、様々な恩恵が得られます。

ただアップデート作業をしたにもかかわらず、上手く更新作業が行われないケースがあります。

そこでアップデートができないときの原因と対処法を紹介していきます。

アップデートできない!?iPhoneの何が原因?

iPhone本体の容量不足ではありませんか?

上手く新しいバージョンのインストールができない原因として先ず考えられるのが、iPhone本体の容量不足です。

ブラウザアプリや電子書籍アプリ等と比べて、OS自体の更新ファイルはとてもデータサイズが大きいです。

空き容量が十分なければ、ファイルのダウンロードやインストールができないので要注意です。

ストレージに空きを作るべし!

その対策としては、本体の空き容量を増やす事で、不要なファイルは削除し、利用頻度が低いデータはクラウドストレージに預けたりパソコンに移動させる等の手段が効果的です。

動画や音楽、高解像度の写真データなどは一つあたりのデータサイズが大きめです。

対して文書や書類などのデータは比較的小さめですので、優先的に本体から削除もしくは移動させるのは、音楽アプリや動画アプリのコンテンツデータ等となります。

インストールしたものの、ほとんど利用していないゲームアプリやブラウザアプリを消去するのも、良い対策です。

もし後で必要になったとしても、一度購入したり、無料でインストールしたアプリは、再ダウンロードが簡単に出来るので、気軽に本体から消去しても問題はありません。

空き容量が十分に確保出来たら、再びアップデート作業に再挑戦してみましょう。

回線環境が悪くないですか?

更新失敗の原因として次に考えられるのが、回線の問題です。

大規模な更新がiOSにあった場合、その更新ファイルの容量はひと際大きくなります。

いわゆるフリースポットの回線は、ネットワークスピードや安定性に不安が残ります。

場所によっては回線の安定性が良くなく、更新ファイルのダウンロード作業を始めても、回線が頻繁に切断されてしまい、何度もやり直さないといけません。

フリースポットによっては速度が良くないため、更新ファイルの取り寄せだけでも一時間以上待たされます。

何かとお得で便利な街のフリースポットですが、大容量の更新ファイルを取り寄せる際は、高速で安定感のあるキャリア回線や自宅のワイヤレスルーターを使う等するのがお勧めです。

数々のマイホームが立ち並ぶ新興住宅地や集合住宅で暮らしている場合、ワイヤレスルーターを使っての更新作業はなるべく近所の人々が、ネット回線を利用していないタイミングを選びたいところです。

深夜の時間帯や土日祝日や連休などのタイミングは、自宅周辺でネット利用者が増え、電波干渉のリスクが高まります。

本来であれば高速で安定したネット利用が出来るワイヤレスルーターも、電波干渉が起きると急に低速状態になったり、回線切断が起こりやすくなります。

電波干渉に巻き込まれると、更新ファイルの取り寄せに長時間掛かったり、再びダウンロードをやり直さないといけなくなるので、なるべく平日の曜日、それも深夜以外の時間帯に作業を開始したいところです。

前回のアップデートがまだ終わってない可能性も・・・

iPhoneアップデート失敗

更新が正常に済ませられない原因として他に考えられるのが、前回のアップデートがまだ終わっていない事です。

ユーザー自身は前回の更新を済ませたと思っていても、正常に新バージョンのインストールが終わっていなければ、さらにそこへ最新版のiOSをインストールする事は出来ません。

以前に新バージョンのファイルの取り寄せだけを行い、本体へのインストールをうっかり忘れていた、このような場合だとiOSの更新は正常に終わっておらず、まずは前回取り寄せた分の適応を先にしなければならないでしょう。

iPhone本体に不具合はありませんか?

そして最後に考えられる失敗の原因ですが、何かしらの不具合がiPhoneの本体で発生している事です。

例えば、更新作業中に本体のバッテリーが尽きてしまい、中途半端な状態で電源が落ちてしまった等、このようなトラブルに見舞われると、iPhoneに深刻なエラーやバグが発生しかねません。

他にもフリースポットでアップデート用のファイルをダウンロードしている真っ最中に回線が突然途切れたり、電池残量が尽きてしまう等すると、iPhoneが不具合を起こす原因になり得ます。

何度やり直しても失敗したり、妙な挙動をiPhoneが起こすときは、重度のエラーやバグに見舞われている可能性がありますので、ユーザー側で無理に対応せず、スマートフォンの修理を代行する専門店に相談するのが吉です。

まとめ

iPhoneがアップデートできないときの原因と対処法を解説しました。

他の原因もあるかもしれませんが、ほとんどはここでとり上げた原因を解決することでアップデートできるはずです。

まずはどれかに当てはまっていないかチェックし、対応してみてくださいね。