iPhone SEの販売台数と売れ行き
「iPhone SE」の売れ行きが気になる人も多いようで、当ブログへも「売れ行き」などのキーワードでのアクセスが何件かあります。そこで「iPhone SE」の売れ行きを調べてみると、明確な販売台数はわかりませんでしたがそれらしきデータは2つありました。1つはアプリの稼働状況から調査している「ロカリティスク」のデータ。これによる発売初週の稼働状況シェアは以下のようになっています。- iPhone SE 0.1%
- iPhone 5s 0.9%
- iPhone 6S/Plus 1.3%
- iPhone 6/Plus 2.3%
5sの9分の1、6s/Plusの13分の1、6/Plusの23分の1という結果に。たまたま「iPhone SE」買った人が調査に使っているアプリをインストール(か開いた状態かは不明ですが)しなかった可能性がないワケじゃありませんけど、あまりに差があるので実際かなり売れてないと判断できるでしょう。もう1つはデジもの家電の販売台数などを調査している会社「BCN」のデータ。これによる発売から4日間のスマホ全体の販売台数に占める割合は以下の通りです。- iPhone SE 14%
- iPhone 5s/5c 69%
- iPhone 6s/Plus 74%
- iPhone 6/Plus 79%
「iPhone 6s/Plus」に比べ60%減、「iPhone 6/6 Plus」に比べ65%減、「iPhone 5s/5c」に比べ55%減となったようです。スマホ全体の販売台数がそれぞれに時期によって違うので正確な比較はできませんけど、どちらにしても売れてないってことがわかります。ちょっと前の記事(⇒iPhone SEの購入理由)で、5人に1人は欲しがってるというデータいついて触れましたが、実際買うまでには至らなかったみたいですね。かくいう私も買おうと思ってるけどまだだったり。普段9月発売のiPhoneシリーズが3月発売だったから、というタイミング的な理由もあるでしょう。また実質ゼロ円廃止で2016年2月からのキャリア端末販売台数が激減したこと、AndroidのSIMフリー端末が充実してきたことも理由かもしれません。ただ以前のようなiPhone人気がなくなってきていることだけは事実ですね。アップルさんにはこれからも革新的なアイテムを生み出してもらいたいんですけど、やはりジョブズなしでは無理なのか?なんだかウォークマンを生み出しイケイケ(古い?)だったソニーの凋落を重ねてしまいます。