iPhoneが発売されてから10年目経ちました。アップルも10周年記念モデルを用意するなどしてましたが、セールスは減少傾向にあります。
とはいっても、ここ最近はサムスンの「Galaxy」にシェアや販売台数で負けていますが、日本ではスマホ市場の約半数を占める人気っぷり。
学生に至ってはほとんどがiPhoneというデータも発表されています。
そんな中、モバイル端末の売上などを調べている調査会社「Statista」がiPhoneの10年間の販売台数と売上を発表しました。
そこで「Statista」サイトに掲載されていたiPhone情報をまとめました。
iPhoneの販売台数と売上状況
10年間のiPhone販売台数と売上
過去10年で
販売台数12億台以上
売上7380億ドル(約83兆円)
※記事投稿時点のレートで計算
とのこと。 iPhone原価はモデルごとに違いますが2~3万円程度と言われています。販売価格は5~11万程度なので、かなり利益でてますね。仮に利益2割としても16兆円以上です。地球上にある197カ国の国家予算ランキングでも上位に入ることは間違いない数値でしょう。 ちなみに、現金資産は2560億ドルあるようですよ。日本円で約29兆円なり。すごい。
別の調査会社によると、全世界のスマホメーカーの利益のうち9割以上をアップルが占めるとのこと。世界で一番スマホを売ってるサムスンですら利益率では太刀打ちできていません。 アップル強すぎますね。
過去のiPhoneモデル別販売台数
StatistaではiPhone6/6Plusまでですが、過去のiPhone端末別販売台数データも公表していました。それによると、初代が2007年に登場して4年後の2011年に1億台突破、翌年2012年に2億台突破、2014年に5億台、2016年に10億台を突破したようです。かなり急上昇してますね。そしてモデル別では以下のようになっています。
モデル | 販売台数 |
---|---|
iPhone | 610万台 |
iPhone 3G | 1500万台 |
iPhone 3GS | 3010万台 |
iPhone 4 | 9480万台 |
iPhone 4S | 9810万台 |
iPhone 5 | 1億4340万台 |
iPhone 5s/5c | 1億6370万台 |
iPhone 6/6Plus | 2億2240万台 |
以前このブログでも取り上げた販売台数記事(2016年8月のデータ)より多少増えてます。
関連記事⇒歴代モデルで一番売れたiPhoneは?
iPhone6s/6sPlus以降は売上が減少傾向にあるので、今のところ一番売れているiPhoneは「iPhone6/6Plus」となります。単体だと「iPhone6」が一番ですね。 2017年の10周年記念モデルがどれだけ売れるかわかりませんが、今までより見た目も性能もガラッと変わりそうですし、今後のアップルを左右するモデルになるかも?
日本でのiPhone販売台数ランキングは?
BCNランキング社の発表によると、2019年10月までの集計結果は次のようになります。
- iPhone 8
- iPhone6
- iPhone7
- iPhone5s
- iPhone6s
世界的にはiPhone6が首位ですが、国内ではiPhone8が売れているようですね。
最後のホームボタン搭載モデルであること、8以降のモデルが高額化したこと(目新しさもなくなったこと)、端末0円などの大幅割引がなくなったことなどが影響しているんでしょう。
まとめ
2017年でついに10周年を迎えたiPhoneの過去の売上と販売台数について紹介しました。
今年は3モデル発売される、とも言われていますし、2016年は少し下降気味だったアップルが盛り返すかもしれません。 そして何より記念モデル・限定モデルとの冠が付けば、通常モデルより欲しくなる人が増えるはず。一体どれだけ売れるのか?に注目です。