格安スマホとは格安SIMを使っているスマホのことです。キャリア販売されている「Xperia」「AQUOS」「arrows」などのモデルは手に入りにくい状況ですが、海外メーカーもいろいろなモデルを日本に投入していて選択肢に困ることはそれほどないはず。 そこで格安スマホを選ぶときにチェックしたいポイントについてまとめてみました。自分に利用状況にあった端末を選びましょう!
格安スマホの選び方 見ておきたいスペック情報
格安スマホの頭脳 CPU
ゲームアプリユーザーは特に気にしたいスペックがCPU性能。スマホの頭脳です。「4コア 1.8GHz」などとスペック表には表記されています。 コアは処理の単位。以下のような種類があります。
コア数 | 読み方 | 価格.com での端末数 |
---|---|---|
1コア | シングルコア | 0 |
2コア | デュアルコア | 94 |
4コア | クアッドコア | 195 |
6コア | ヘキサコア | 14 |
8コア | オクタコア | 44 |
12コア | ドデカコア | 0 |
12は見たことありませんが、8コアは価格.comに44製品あり(2016年5月時点)。「Xperia Z5」「Galaxy S6」「HUAWEI P8lite」「AQUOS」などがあります。 ゲームのように処理速度必須なものをやらないならデュアルコア、クアッドコアでも十分でしょう。
格安スマホの画面サイズや解像度
画面サイズ=本体サイズみたいなものなのでこの辺はお好みで。ただ解像度が低いと画面が粗く感じるので5インチ以上を買うなら1280×720ドット以上はあったほうがいいですね。
格安スマホのRAMとROM
RAMはアプリが実行時に使う作業テーブルみたいなところ。広い(容量が多い)ほどスムーズな処理ができます。格安スマホの中でも低価格なスマホだと1GBどころか512MBしかないことも。そんな端末で3つも4つもアプリを動かせば作業場がなくなり処理できなくなったりします。 ROMはアプリや写真などを保存しておく部分です。「iPhone6s 16GB」モデルなら16GB。ただ16GBあったとしても最初から入っているOS本体やアプリなどですでに使用されているので実際16GBフルでは使えません。写真をたくさん撮る、アプリをたくさんインストールする人は32GB以上は欲しいですね。
格安スマホのカメラ性能
最近発売されたものだとだいだい800万画素以上はあるはず。綺麗な写真を撮りたいなら最低このラインはクリアーしておきたいですね。自撮りしたいならインカメラのあるなしとその画素数もチェックしましょう。
海外によく行く人はSIMフリー端末がおすすめ
海外でも使うならSIMロックされてないSIMフリー端末+現地SIMでの利用がおすすめ。国際ローミング対応のものより安上がりでしょう。
格安スマホの通信規格はLTE対応がベスト!
中古や海外メーカーの端末を買うとき気をつけたいのが通信規格。ドコモ、au、ソフトバンクは以下の通信周波数帯なのでチェックしておきましょう。
バンド | 周波数 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|---|
band1 | 2GHz | 3G/LTE | 3G/LTE | 3G/LTE |
band3 | 1.7GHz 1.8GHz | LTE | × | × |
band6 | 800MHz | 3G | × | × |
band8 | 900MHz | × | × | 3G/LTE |
band11 | 1.5GHz | × | LTE | 3G |
band18 | 800MHz | × | 3G/LTE | × |
band19 | 800MHz | LTE | × | × |
band21 | 1.5GHz | LTE | × | × |
band26 | 850MHz | × | LTE | × |
band28 | 700MHz | LTE | LTE | × |
ほとんどのスマホはband1に対応しているので使えるはず。ただし対応している通信規格が少ないと回線混雑時つながりにくくなる、カバーしてないエリアでつながらない、といったことが起こります。