消える系SNS(エフェメラルSNS)人気ランキング
調査会社「マーケティングリサーチキャンプ」が、エフェメラルSNSとよばれる投稿内容が消えるSNSアプリの利用率調査結果を発表しました。エフェメラルってどんな意味?エフェメラル(ephemeral)は「つかの間の」「はかない」「短命な」「一日限りの」といった意味があります(Weblio辞書を参照)
書き込みが残らないSNSアプリが人気になってると聞いたことはありますが、エフェメラルとか聞いたことない。また誰かが流行らそうと思ってつけたの?と邪推してしまいましたが、そういったものでもなさそうです。で、消える系SNSアプリの人気ランキングを調査結果から作ってみました。調査期間:2016年10月13日~14日
調査対象:20歳~49歳、スマホ所有者の男女2212名(SNS利用者は157人)消える系SNSアプリの人気ランキング
- 56.1% SNOW
- 53.5% Snapchat
- 43.9% Instagram Stories
- 33.8% Wickr
- 28.0% Beetald
- 1.3% その他
調査人数が157人と少なめ&SNSアプリを一番使ってそうな10代が対象に含まれていないので、これが絶対的なランキングとはいえませんがだいたいの指標にはなるかと。以前はSnapchatが一番人気だったようですが、今はSNOWに首位を奪われています。消える系SNSの認知率は20代が約5割、30代は約4割とのこと。それなりに普及しているようですが、利用者の中には「なんで消えるの?」といった消える系アプリ最大のアピールポイントを理解せず使っている人もいるみたいです。まだまだ一般に浸透しているとはいい難い状況かもしれませんね。ツイッターでハッシュタグ「#SNOW」のツイートをみてみると、SNOWで撮ったと思われる変顔動画など消したほうがいいんじゃないの?っていうものがけっこうヒットします。消えることはどうでもよく、SNOWアプリの機能が使いたいだけって人も多そうですね。