任天堂が4月27日の決算発表にて人気タイトル「どうぶつの森」「ファイアーエムブレム」の2作品をスマホ向けゲームとして提供する、と発表しました。
任天堂はハードメーカーとして自社製品以外へのソフト供給はしてきませんでしたが、スマホやタブレット端末の普及状況やスマホ向けゲーム市場の拡大を受け参入を決めた模様。 スマホアプリとしては2016年3月に日本で、4月に欧米で提供が始まっている「Miitomo」がすでに1000万ユーザーを突破するなど好調です。調査会社によると売上はすでに1日4万ドル程度ある、と見られています。
今回発表された2作品は両方ともミリオンセラーになっている人気作品。提供が始まれば間違いなく話題になるでしょうし、任天堂の利益に大きく貢献しそうです。
任天堂は来年3月に新しいゲーム機「NX」の発売を予定しており、こちらはまったく新しいコンセプトのハードになる模様。スマホとの連携もありそうですね。
「どうぶつの森」は外出先でも気軽に遊べそうですが、「ファイアーエムブレム」は手軽にできるものではなさそうですね。ただ任天堂のことなのできっと楽しいものにしてくれるでしょう。今後もマリオシリーズなど人気タイトルを投入してくれるはず。来年発売の「NX」と合わせて任天堂の今後の動きが楽しみです。