SIMフリースマホの売れ筋価格と満足度
調査会社「MM総研」によるSIMフリースマホの購入価格、利用するSIM、端末満足度などについての調査結果が発表されました。発表内容は以下のとおりです。- 使っているSIMカードの種類
- 選ぶとき参考にした情報
- 端末の売れ筋価格帯
- 選ぶとき重要視したところ
- 満足しているところ
SIMフリースマホに使っているSIMカード
- 格安SIM(MVNO) 54.0%
- キャリアのもの 38.9%
- 海外のSIM 1.9%
- その他 5.2%
キャリアのSIMカードを使ってる人が意外と多い印象。中古や輸入物、キャリアで扱っていない端末に買い換える人も多いようです。SIMフリースマホ選びで参考にした情報
- インターネット 35.6%
- 格安SIM(MVNO)の公式サイト 18.7%
- ショップ店員 9.7%
- 知り合いから 9.0%
- その他 27%
MVNO公式サイトも含め、半数以上がネット情報を参考に端末を選んでいます。SIMフリースマホの売れ筋価格帯
- 2万円未満 35.1%
- 2万~3万円未満 21.7%
- 3万~5万円未満 25.1%
- 5万以上 18.1%
4万未満はデータ掲載なし。半数以上は3万円以下のスマホを買っているようです。ラインナップが充実してないこともあると思いますが、5万以上だとキャリアの端末購入補助なしでは厳しいのかもしれません。高額なiPhoneが日本で売れてるのもキャリアの補助あってものですし、総務省からの圧力が強くなっている今、ますます低価格帯のSIMフリースマホが売れるようになっていきそうです。SIMフリースマホ選びでどんなところを重要視したか?
- 価格
- 画面サイズ
- LTE対応
- 通信速度
- 使いやすさ
- データ容量
価格重視で選ぶ人が約7割という結果に。通信料節約のため格安SIMに乗り換える人は増えていますが、端末で贅沢しては無意味です。上の売れ筋価格帯にもあるとおり、低価格モデルを選ぶ人が多いようです。SIMフリースマホで気に入っているところ
- 画面サイズ
- LTE対応
- 通信速度
- ディスプレイ解像度
- 価格
価格が以外にも5位と振るわず。キャリア購入のように割引がないので購入価格以上に割高に感じるのかもしれません。1位はなぜか画面サイズ。56.8%が選んでいます。 2015年1~6月のSIMフリースマホ出荷台数は66.8万台とのこと。スマホ全体では1000万台以上なのでまだまだな状況です。ただ今年に入って格安SIM業者のサービスがさらに充実してますし、キャリアの優位性もなくなってきています。今年からSIMフリースマホの出数も増加していきそうですね。