自分や他人の個人情報だけでなくお金やID、パスワードまでいろんなものが記録されているスマホ端末。
セキュリティは大丈夫なのか心配になったことはありませんか?
そこでスマホのセキュリティについてまとめました。
スマホのセキュリティは大丈夫?
スマホのセキュリティですが、2つのセキュリティ概念があります。
一つ目はスマホのOSによる安全性の概念でもう一つはソフトウェアによる安全性の問題です。
OSのセキュリティ
常にアップデートしておこう
まずOS側については、アップデートを行いOSを最新とすることで安全性を高めることが出来ます。
この時、携帯端末ごとにOSのアップデートのデータが異なるので端末ごとに応じた最新データにアップデートすることでスマートフォンの安全性を高めることが重要です。
もし安全性を高めなかった場合、俗にいうザルな状態のセキュリティとなり問題を生じさせるのです。
このザル状態については、何故ザルであるかについてですが、スマートフォンはアップデート時において問題となるセキュリティの抜け穴を塞ぎます。
この抜け穴を塞ぐことでスマートフォンの異常動作を起こすプログラムを受け付け無いように出来ます。
逆に言ってしまえばアップデートをせずに初期のOSに近い状態で使用していた場合、不正アプリなどで動作異常を引き起こすと言ってよいです。
セキュリティソフトでの対策
次にセキュリティソフトウェア導入による安全性の確保ですがこちらは、不正動作プログラムの他不正に情報を引き出そうとするアプリ群を停止させたり、見つけることが出来るソフトウェアになります。
ソフトウェアでの安全の確保については、不正なプログラムによるデータ流出の他フィッシングサイトと呼ばれる偽の情報サイトを表示させないなどの対策を主とするプログラムの利用のことを指します。
セキュリティソフトでは、不正なプログラムをスマートフォン内で検知した場合、不正プログラムの活動を停止させたうえで削除を可能とします。
ソフトウェアのアップデートも大事
しかしながら、こちらも同様に最新のセキュリティソフトにアップデートしなければ効果を示さず、古いウィルスやフィッシングサイトにしか対応しないのです。
こちらも同様、アップデートをせずに情報が更新されない状態ですと、スマートフォン内に不正アプリが入り込みやすくなるため安全上ザルな状態であると言えます。
スマートフォンの安全性は主にスマートフォン自体のOSのアップデートにより、動作の信頼性を上げることと不正プログラムを受け付けにくくすることで信頼を上げる手法と、スマホ販売会社が推奨するセキュリティソフトを導入することで不正アプリの動作を停止させたり、駆除することで信頼性を上げるのです。
つまり、スマートフォンを作るメーカー側とスアプリ群を監視するセキュリティソフト開発会社が協力することにより動作の安定性の他、情報流出や不正動作による信頼の低下を未然に防いでいるのです。
では、次に全く対策を施さなかったスマホはどうなるかについて解説します。
セキュリティがザルなスマホを使っているとどうなる可能性が考えられる?
対策を全く施していないスマホは、不正プログラムの動作環境がものすごく整っている状態であると言えます。
これは、情報を第3者に送信するプログラムの他スマートフォンの一部機能を勝手に使用して周囲の情報を探るなどを可能とし、第3者にスマートフォン利用者の環境を知らせることを可能とします。
例えば、不正プログラムでカメラを動作させ、カメラの情報を第3者に送信するプログラムを不正アプリに混入させたと仮定します。
対策をしているスマートフォンであれば、未然にプログラムの実行を防ぐことが可能で、プログラムの動作停止および削除が可能です。
しかしながら、対策を施していないスマホについては、スマートフォンのバージョンが異なるためセキュリティソフトウェアが動作せず、対応すらしないのです。
ここでいう対応は、アプリに対して不正であることをソフトウェアやハードウェア自身が見抜けず、プログラムとして勝手に実行をしてしまうのです。
こうなるとカメラを通して周囲の情報を第3者に提供してしまい、その第3者が犯罪者で不正アプリを造り上げた人物であれば犯罪にカメラから入手した情報を使用することも考えられます。
このようにハードウェアのバージョンも挙げておく必要があり、こちらを怠った場合も同様に不正アプリによりアプリが勝手に情報を送信したり、アプリの動作とは関係ない所で極秘裏に情報が流出していることがあるのです。
ハードウェアアップデートのメリット
ちなみにハードウェアのアップデートの利点は、よくスマートフォンのバージョンが上がることで機能が増強されるなどの他に動作が安定することであるとされますがその他にも恩恵を受けています。
それは、スマートフォン自体のセキュリティ向上で、動作をしてほしくないプログラムやソフトウェアに関係がないプログラムの動作を検出し停止させるのです。
このハードウェアのアップデートは必ずしも最新のアップデートを可能とするというわけではなく、スマートフォンによっては最新のバージョンに出来ないこともあります。
しかし、それは、所有しているスマートフォンの性能が低いが故最新モデルのバージョンにアップデートできないだけでいずれ、そのモデルに応じたアップデートが登場しますので問題は解決されていきます。
まとめ
スマホのセキュリティについてまとめました。
セキュリティ対策をするには、おもにOSのアップデートをしておくこと、そしてセキュリティソフトをインストールしておくことの2点がポイントです。
物理的にスマホ本体を盗まれて中を見られてしまうのはパスコードをせって押しておくくらいしか対処できませんが、内部的にはアプリに変な動作をさせないこと、また最初から不正なアプリをインストールしないことが肝心です。
そのために常にアップデートを済ませておくことは最低限実行しておきたいですね。