スマホでコンビニ決済 ペーパーレスの新サービス登場
コンビニ決済の方法は、バーコード付きの専用用紙によるものだったり、設置されてる専用機器で手続きし発行されたレシートでの支払いがメインでした。そんな中、NECと三井住友銀行がスマホだけで決済できるサービスを2017年からスタートさせる、と日本経済新聞が報じました。紙媒体でのコンビニ決済は年間10億件分ほどあるらしく、取扱高は大手3社だけでも9兆円近くになるようです。仮に全部処理されたとしたら日本全国に約5万5000店あるコンビニ1店舗あたり18181件ある計算に。365日で割ると1日約50件ほどになります。結構な時間とられてそうですね。ほか、用紙発行コスト、送付コスト、管理コストなどを考えるとかなりの出費になります。郵送代1通10円だとしても10億×10円=100億円。もったいなさすぎる。これらの無駄なコスト、時間が削減できればお客さんもコンビニも販売会社もすべてにメリットがありそうです。ペーパーレスなスマホでコンビニ決済サービスの詳細
仕組みは簡単。今まで紙媒体に印刷されていたバーコード画像を専用アプリをインストールしたスマホへ転送するだけです。あとはコンビニでバーコードを提示、読み取ることで決済可能となります。電子マネーに対応していれば現金も不要。ストレスフリーな支払いができます。今は来年のサービス開始に向け、コンビニ、電力会社、ガス会社、自治体、通販業者などとの交渉を進めている段階。といってもメリットしかなさそうですし、導入は確実でしょう。ちなみに三井住友銀行に口座がなくても利用可能みたいですよ。 スマホでコンビニ決済 ペーパーレスの新サービス登場 まとめ
来年から始まる予定のスマホでコンビニ決済できる新サービスについて紹介しました。スマホと連動させた新しいサービスが次々生まれています。今後さらにスマホ無しじゃ生きづらい社会になっていきそうです。そのうち現金だけじゃなく、身分証明書も携帯しなくて良くなったらいいんですけどね。そういえば今年秋にでる「iPhone7」の新機能の1つに電子マネーへの対応がありました。日本のスマホシェアの半数がiPhoneですし、今後ますますコンビニ決済利用者が増加しそうです。