スマホ月額料金、通話時間、データ通信量の調査結果(UQコミュニケーション調べ)
UQコミュニケーションがスマホの利用状況に関する調査結果を発表しました。調査内容はスマホの月額料金、通話時間、データ通信量のほか、格安SIMへ乗り換える気があるか?について。結果は以下のとおりです。調査対象:全国20歳~49歳のスマホ所有者男女500名スマホ利用状況の調査結果について
スマホ所有者の月額利用料金
- 4.4% 3000円未満
- 11.4% 3000円~5000円未満
- 35.2% 5000円~8000円未満
- 29.6% 8000円~10000円未満
- 19.4% 10000円以上
5000円以上払ってる人が85%ほどと圧倒的。キャリア契約で5000円以下ってキャンペーンや株主優待など活用しないと無理なので、残り15%の人は格安SIMなんでしょう。ガラケーなら2000~3000円で済むんですが、スマホが普及してからキャリアは儲かってるでしょうねー。先日ソフトバンクがARM社を3兆円くらいで買収したニュース見て、「そんなことするならら料金安くして!」という声がたくさん上がってたみたいですがそれも頷けます。この月額料金をどう思っているか?の調査結果もあり、結果はこうなってました。- 35.0% とても高い
- 47.0% 高い
- 15.0% 普通
- 1.6% 安い
- 1.4% とても安い
普通~安いと思っている人は、上のデータで5000円以下の人と同じくらいの割合です。8割以上は高いと回答。5000円超えると高いと感じるようですね。スマホ所有者の月あたりの通話時間
- 60.4% 30分未満
- 21.0% 30分~60分未満
- 18.6% 60分以上
キャリア契約で5000円以上の料金ならかけ放題プランでしょうし、60分以上使う人もそれなりにはいます。ですが、8割程度は60分未満と、かけ放題プランの料金より使っていないのが現状のようです(格安SIMの通話料30秒20円計算で1時間2400円とする)。もったいないですね。スマホ所有者の月あたりのデータ通信量
- 9.2% 1GB未満
- 14.2% 1GB~2GB未満
- 19.2% 2GB~3GB未満
- 22.8% 3GB~5GB未満
- 20.4% 5GB~7GB未満
- 14.2% 7GB以上
データ通信量については、比較的満遍なく散らばっています。格安SIM業者のプランでは1GB、3GB、5GB、7GBあたりがメインですが、データに基づいた容量設定になってますね。これならキャリアから格安SIMに乗り換えたほうが安くなると言えそうです。格安SIMの7GB通話プランならだいたい3000円以下なので端末代を月々2000円×24回払いだとしても5000円以下に抑えることができます。通話◯分無料などのおまけが付いてるところなら確実に安くできるでしょう。格安SIMへの乗り換えについての調査結果
月額料金が安くなるなら他のキャリアに乗り換える?
- 29.8% とてもそう思う
- 37.0% そう思う
- 25.8% あまり思わない
- 7.4% 思わない
約7割が乗り換えたいと回答。スマホ代を節約したいと思っている人はかなり多いようです。格安SIM(スマホ)にしたいと思う?
- 15.0% とても利用したい
- 28.6% 利用したい
- 18.8% あまり利用したくない
- 16.4% 利用したくない
- 21.2% わからない
利用者急増中の格安SIMへ乗り換えたいと思っている人は約4割ほどとの結果に。意外と少ないんですね。キャリアなら良いけど格安SIMに対してはまだまだ抵抗があるようです。ということはキャリアで月額料金も安くできるワイモバイルが人気なのも頷けます。スマホ月額料金、通話時間、データ通信量の調査結果(UQコミュニケーション調べ) まとめ
この調査はUQコミュニケーションによるものなので、「UQモバイル」いいですよーってのが目的なんですが、UQモバイルはKDDI(au)系の会社とはいえキャリアではありません。この辺ライバル視してるワイモバイルのように信頼性を得るのは難しいでしょうね。ただ、ワイモバイルに対抗したサービスを積極展開してますし、格安SIMの中では回線安定性はトップクラスなので乗り換えるのであれば有力候補だと言えそうです。