2017年12月18日~12月24日までの週間スマートフォン・ケータイ売上ランキングを紹介!
この週は、
- 3週連続首位のSIMフリースマホ「P10 lite」
- 好調「AQUOS sense」がトップ10入り!
- ZenFoneGoが急上昇!
を中心にランキングをみていきます。
2017年12月18日~12月24日 週間スマホ・携帯売上ランキング
1~10位
- P10 lite(SIMフリー)
- iPhone 8 64GB(au)
- iPhone 8 64GB(ソフトバンク)
- iPhone 8 64GB(ドコモ)
- iPhone 7 128GB(au)
- iPhone 7 32GB(au)
- iPhone X 256GB(ソフトバンク)
- iPhone X 256GB(au)
- iPhone X 64GB(au)
- AQUOS sense SH-01K(ドコモ)
1位 ファーウェイSIMフリースマホ「P10 lite」
ついに3週連続首位をゲットした中国メーカーファーウェイのSIMフリースマホ「P10 lite」。
ワイモバイルも以前ほどの勢いは感じられませんし、この1台だけで格安スマホ市場を支えている感じがしてしまいます。
格安SIMサービスを提供するMVNOの数はいまや750社以上まで膨れ上がりました。それにともない淘汰・再編が始まると報じられているのをよく見かけますが、減るどころかいまだに増え続けています。ここ1年で100社以上増えてますね。2020年までには1000社オーバーなんてことも?まあさすがにないと思いますが。。。
総務省もキャリアの息がかかったワイモバイルとUQモバイル2社への締め付けを強化する動きをみせていますし、その他大勢のMVNO勢には頑張ってもらいたいものです。
5位 au版「iPhone7 128GB」
6位 au版「iPhone7 32GB」
キャリアスマホで最安iPhoneといったらauのiPhone7。auショップによって魅力的な特典を出しているところもあるためさらにお得感があります。
学割キャンペーンも発表されますます学生需要が高まるいまからのシーズン。さらに売上を伸ばしていくでしょうね。
スペック的にも「iPhone8」と大きく違わないモデルですし、ほぼ最新と言ってしまってもいい機種。いまなら格安スマホとして販売されているiPhone6sよりauでiPhone7を契約するのがベストでしょう。
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⇒iPhone8と7の違いを比較してみました
10位 ドコモ版「AQUOS sense」
ついにトップ10まで上がってきた売上絶好調のドコモ版「AQUOS sense」。前週11位から1つランクアップしてきました。
過去のAQUOSにはない勢いを感じます。製造元シャープが台湾企業に買収されてから元気ですね。少し前に破産した日本メーカー「フリーテル」も救済して欲しいくらいです。
ドコモ版は低料金で契約できる「docomo with」対象機種だけあって、ハイスペックではないものの不自由しないスペックを備えており、コスパのよいスマホと言えます。
スマホ代節約を考えている方はこれに乗り換えるのもいいですね。
11~20位
- iPhone 7 32GB(ソフトバンク)
- iPhone X 64GB(ソフトバンク)
- iPhone 7 32GB(ドコモ)
- ZenFone Go(SIMフリー)
- AQUOS sense SHV40(au)
- S2(ワイモバイル)
- Xperia XZs 602SO(ソフトバンク)
- iPhone X 256GB(ドコモ)
- iPhone 6s 32GB(ワイモバイル)
- Xperia XZ1 SOV36(au)
14位 ASUSのSIMフリースマホ「ZenFone Go」
発売からもうすぐ2年ほど経ついまとなっては低スペックのSIMフリースマホ「ZenFone Go」。前週17位からさらにあがって14位にランクインしてきました。
MVNO各社で目立っていたキャンペーンは単独シェア首位の楽天モバイルがやっている「年末スーパー感謝祭」。3年縛り契約にすれば本体0円で18020ポイントもらえる魅力的な特典がついています。
ほか確認は取れませんでしたが「格安SIMセットが4000円台だった」という情報も見られるのでどこかで安く売っていたのでしょう。
いまではさすがに低スペックですが、2GBRAM、ストレージ16GBなら問題なく使えるはず。2台目としてもつのもおすすめです。
16位 ワイモバイル「S2」
この週のワイモバイル最上位は「S2」でした。前週22位から6つ上昇し16位にランクイン。
12月から「タダ学割」もスタートし、端末代がほぼタダの「S2」がワイモバイル一番人気となっています。
以前はトップ10にもランクインしていた機種。これからの盛り返しに注目です。
19位 ワイモバイル「iPhone6s 32GB」
前週23位→19位にランクアップしてきたワイモバイル「iPhone6s 32GB」。
学割キャンペーンも始まり、学生に圧倒的人気のiPhoneシリーズを最安レベルで契約できるワイモバイルが順当に順位を上げてきました。
世間的にライバルはUQモバイルに思われがちですが、学生が選ぶiPhone市場においてはauのiPhone7がライバルと言えそうですね。
21~30位
- iPhone 8 256GB(au)
- iPhone 7 128GB(ソフトバンク)
- 507SH(ワイモバイル)
- iPhone X 64GB(ドコモ)
- iPhone 8 Plus 64GB(au)
- iPhone 8 256GB(ソフトバンク)
- Xperia XZ1 SO-01K(ドコモ)
- AQUOS L2(UQモバイル)
- Galaxy S8 SCV36(au)
- iPhone 8 Plus 64GB(ソフトバンク)
28位 UQモバイル「AQUOS L2」
前週32位→28位に4つランクアップしてきたUQモバイルで一番売れてる「AQUOS L2」。
CMは大量に放映されていますが、売れている印象はあまり感じません。ただ契約者数60万件突破など他社MVNOとは比べ物にならないスピードでシェアを伸ばしているのは事実。
今後総務省のワイモバイルとUQモバイルへの締め付けが厳しくなりそうな流れですが、どのように切り抜けるのか?に注目です。
まとめ
2017年12月第4週のスマホ売上ランキングを紹介しました。
格安SIM市場は現在、ワイモバイルが約200万件、UQモバイルが約60万件、その他MVNOがトータルで約1000万件と発表されています。
携帯電話全体では1億6000万回線くらいなのでまだまだ小さな数字ではあるもの、確実に増え続けています。
現在伸びが鈍化していますが、いまのままではサービスの似たり寄ったりで新鮮味がありません。来年の新しい一手に期待したいですね。
ほか、楽天モバイルが第4のキャリアに名乗りを上げてから携帯業界では無謀といって声が多く見られます。投資額6000億円という数字をみると一般的にはかなりの金額。でも携帯事業を運営するうえでは全然足りないようですね。
ただ一部では現在の基地局などへの投資は都市部に限定し、地方は楽天モバイルのMVNO側でカバーすればいける、といった声も。
今後どうなるかわかりませんが、第4のキャリアとしてドコモ、au、ソフトバンクの3社横並びになりがちな携帯業界に風穴を開けてくれることに期待しましょう。