㈱MM総研が発表した2015年度(2015年4月~2016年3月)タブレット端末出荷台数データを元に、タブレット端末シェアランキングを作成。1位はいつものブランドに。
2015年度 タブレット端末シェアランキング
2015年中に出荷されたタブレット端末は903万台。発表されたデータに具体的な%はありませんでしたが、シェアランキングは上の円グラフの通りです。
- アップル
- Huawei(ファーウェイ)
- ASUS(エイスース)
- NECレノボ
- 富士通
- 京セラ
- その他
アップルは6年連続1位。あいかわらずiPad強し!ですが、前年比11.5%減と初めて減少したことに。アップルはスマホだけでなくタブレットでもシェア低下中です。それでもシェア40%と圧倒的なんですけどね。ただOSシェアではAndroidがここのところずっと1位ですし、今後もこの流れは続きそう。iOSを他社端末に搭載できるようにすれば巻き返しもありそうなんですけどまずないでしょうね。
2位のHuaweiタブレットは1番人気の「MediaPad T1 7.0」が1万円程度とかなり低価格。他にも1万未満~5万円台まで幅広くラインナップされていてそれぞれ評価も高め(価格.com調べ)。iPadはキャリアの端末補助ありで買う人がほとんどですし、今後それが見込めなくなっていくと更にシェアが減少していきそうです。
3位のASUSも2万円程度の低価格モデル「ZenPad 7.0」が人気。格安SIM業者(MVNO)でこの端末セットを取り扱っているところもいくつかありますし、MVNOが増えていけばさらにシェア拡大していきそうです。タブレットでも中国、台湾メーカーが躍進しますね。
タブレットの利用状況みるとすでに浸透しきってる感あります。あとは買い替え需要くらいかな?と思うんですが、MM総研では今年、来年とさらに出荷台数が伸び、2017年には1000万台オーバーと予想しています。根拠はキャリアがタブレット販売に力を入れるから、格安SIMが浸透しSIMフリータブレットが増えるから、とのこと。低価格なタブレットも増えるでしょうし、市場拡大もあるのかもしれませんね。