女性のファッション情報入手先、スマホアプリやネットが約半数
調査会社「マーケティングリサーチキャンプ」が、20~40代女性のファッション情報入手先に関する調査結果を発表しました。ファッション情報というとまず雑誌が思い浮かびますが、今はスマホが普及してインターネットからの情報入手が増えてる印象あります。そこで、今時の女性がどんな媒体からファッション情報をゲットしているのか?についてこのデータを元にランキング形式でまとめてみました。今時の女性が使っているファッション情報入手先ランキング
複数回答ありで、ホームページやブログ・スマホアプリなど、ネット上からの情報入手は赤字にしてあります。- 41.0% 実店舗
- 31.4% テレビ番組
- 30.8% ファッション雑誌(紙媒体)
- 26.4% 家族・友人・友達など知り合いから
- 19.4% メーカー公式サイト
- 18.3% どこからも得ていない
- 17.1% ファッション関係のECサイト
- 16.8% 企業・芸能人などのSNSから
- 15.9% 企業や芸能人などのブログから
- 15.5% キュレーションサイト(まとめサイト)
- 11.6% メルマガ
- 11.3% ファッションコーデアプリ
- 9.2% ファッション雑誌(電子版)
- 8.6% フリマアプリ
- 6.2% わからない
- 4.5% 新聞
- 3.8% ファッションイベント
- 1.4% その他
1位は実際のショップからという結果でした。ショッピングセンターなどは明らかに女性向けファッション関連にお店のほうが多いです。女性のショッピング好きが伺えます。また男性と違って女性は感情でものを買うと言われていますが、店頭で「いいな!」と思ったものを買ってしまうことが多いんでしょうね。そのため店舗内でどれだけ女性の感情に訴えかけられるファッション情報を提供できるか?で売上が大きく変わってきそうです。2位はテレビ番組から。あまりファッション情報を放映している番組を知らないんですが、お昼の番組でヒルナンデスなんかはファッションコーナーありますね。そして個人的に1番だと思っていた紙媒体のファッション雑誌が3位にランクイン。3割は紙媒体をチェックしているようです。でも赤字にしてある項目(ネット系からの情報取得)が半数を占めていますし、今後はさらに割合が増えていくはず。紙の雑誌はさらに売れなくなっていくでしょうね。実際本屋は次々潰れていってますし。5年後、10年後にはトップ10にも入ってないかもしれません。紙媒体に対してファッション雑誌電子版は約3分の1で13位に。今インターネット利用で一番使われているのはスマホですし、以前に比べて大画面化したこともあり、今後電子版ファッション雑誌の割合は増えていきそうですね。ちなみにファッション雑誌の割合は20代女性が約半数、30代で約40%、40代では約30%と年代が上がるにつれ減っていきます。インターネットからの情報入手部門では、ブランドやメーカー公式サイトからが5位でトップ。好きなブランドはピンポイントで情報収集しているようです。ほか最近いい加減な情報低居で話題になったウェルクなどと同じまとめサイト(キュレーションサイト)が10位にランクイン。そしてスマホアプリ関連では、LINE、インスタグラム、ツイッターなどのSNSアプリ、メルカリなどのフリマアプリ、ファッションコーデアプリから情報ゲットしている女性がかなりの割合に。ファッション雑誌で活躍する読モのブログやSNSなどからの情報入手が多いんでしょう。またSNSアプリでは1位インスタグラム、2位ツイッター、3位LINEの順で活用されているようです。 まとめ:女性のファッション情報入手、スマホアプリからが36.7%
女性のファッション情報チェック方法は店舗、テレビ、雑誌の順で多くなっています。ネットやアプリは利用者こそ多いんですが、まだ主役にはなれていないようです。ただ、今後はさらに増えていくでしょうし、ZOZOTOWNのようにファッション通販で大きく利益を上げている企業もあります。ますますネットからの情報収集が増えそうですね。