2019年8月1日~8月31日までの月間スマートフォン・ケータイ売上ランキングデータをまとめました。
2019年8月1日~8月31日
月間スマホ・携帯売上ランキング
1~10位
- iPhone 8 64GB(au)
- iPhone 8 64GB(ソフトバンク)
- iPhone XR 64GB(au)
- iPhone XR 64GB(ソフトバンク)
- AQUOS sense2 かんたん(au)
- iPhone 6s 32GB(ワイモバイル)
- Galaxy A30 SCV43(au)
- AQUOS sense2(SIMフリー)
- arrows U 801FJ(ソフトバンク)
- iPhone XR 128GB(au)
トップ10のうちauが5機種を占める圧倒的人気っぷりをみせつけています。他社に先駆けて解約違約金1000円を発表したauですが、月末だったので順位に影響が出ているわけではないでしょう。
1位 iPhone 8 64GB(au)
2か月連続で首位になったのはau版のiPhone8 64GBモデル。ソフトバンク版と激しい首位争うを繰り広げていますが、auはNetflixプランが好調なのもあるのかここのところ調子いいですね。すぐに他社が真似しそうなものですが今のところそんな動きは見られません。
9月はiPhone新型が発売される月。ただし今年の新型はあまり魅力を打ち出せる機能もなく、盛り上がりに欠ける印象です。月後半の発売されると思われるので集計期間も短め。9月の順位はiPhone8が再び1位になりそうですね。
3位 iPhone XR 64GB(au)
現在の最新iPhoneはau版が3位と最高位にランクイン。前月7位から4つランクアップしてきました。この月はauスマホが好調です。新型発売前に乗り換え特価セールをしているショップも見かけるため、大きく順位が上がった模様。さらに値下げられたらiPhone8に代わって首位を独走するかもしれませんね。
5位 AQUOS sense2 かんたん(au)
人気シリーズAQUOSがかんたんスマホ市場に参入。第一弾「AQUOS sense2 かんたん」が5位と絶好調です。シニアのスマホデビューが増えてきたこともあり、操作が簡単なスマートフォンが売れ行き好調。その流れにうまく乗ったカタチですね。2019年夏モデルの中でもトップとなりました。また、シニア向けかんたんスマホとしてトップ10に入るのは初(だったはず)。いろいろ初物尽くしです。いままでのシニア向けスマホはデザインがやぼったいものが多かったのですが、「AQUOS sense2 かんたん」は通常のAQUOSシリーズそのままで見た目ではわからないのも魅力の1つと言えるでしょう。
7位 Galaxy A30 SCV43(au)
auのGalaxy A30が前月17位から10ランクアップと急上昇!韓国政府との仲が悪くなりイメージ悪化が避けられない現状でも、スマホ端末には影響がないようです。ただし原材料が日本から輸入できないままだと在庫がなくなりしだい販売停止になります。輸出規制だなんだと言われていますが、端末製造に必要な原材料も手続きすれば普通に輸入できるため、サムスンには頑張ってもらいたいものですね。
ディスプレイ6.4インチ、4GBメモリ、64GBのストレージ、3900mAhバッテリー、1300万/500万画素カメラなどスペックは十分です。
9位 arrows U 801FJ(ソフトバンク)
arrows最新モデルが前月15位から6つランクアップの9位にランクイン。日本のメーカーが久しぶりに元気ですね。今年はiPhoneにもそれほど勢いを感じませんし、以前のように頑張ってもらいたいものです。
性能は5.8インチディスプレイ、RAM3GB、ストレージ32GB、2880mAhバッテリーとミドルエンドスマホの位置づけですが、日常シーンで不満に感じることはまずないでしょう。
11~20位
- AQUOS sense2 SH-01L(ドコモ)
- Xperia Ace SO-02L(ドコモ)
- PB商品(ファーウェイスマホ)
- Pixel 3a(ソフトバンク)
- iPhone XR 64GB(ドコモ)
- iPhone XR 128GB(ソフトバンク)
- らくらくスマートフォン me(ドコモ)
- かんたんケータイ KYF38(au)
- P30 lite(SIMフリー)
- Galaxy S10 SC-03L(ドコモ)
19位 P30 lite(SIMフリー)
前月6位から大幅にランクダウンしてしまったファーウェイ「P30 lite」が19位に。価格・スペックは十分でコストパフォーマンスの高いスマホながら、販売がスムーズにいかなかったこと、それによってイメージ悪化したこともあり、それでも待っていた人が前月に買ってしまい需要が落ち着いてしまった感があります。
販売する側としても仕入れてしまった以上在庫消化は必須ですし、今後セール対象になる可能性は高いでしょう。もうしばらく待ってみてもいいかもしれませんね。
21~30位
- iPhone 7 32GB(ワイモバイル)
- iPhone 8 64GB(ドコモ)
- arrows Be3 F-02L(ドコモ)
- AQUOS sense2(UQモバイル)
- Xperia 1 SOV40(au)
- BASIO3(au)
- かんたんスマホ(ワイモバイル)
- Xperia XZ3 801SO(ソフトバンク)
- S3(ワイモバイル)
- PB商品(不明)
21位 iPhone 7 32GB(ワイモバイル)
安いiPhoneといったらワイモバイル。ここのiPhone6sが6位にランクインしていますが、これから契約するならiPhone7のほうがおすすめです。
3世代前のモデルといってもまだこの先数年は活躍してくれるだけのスペックは備わっています。デザインに古臭さも感じませんし、まさに安く買えるちょうどいいiPhoneと言えるでしょう。
今月発売の新機種
- 61位 ZenFone6 128GB(SIMフリー)
- 74位 P30 lite Premium(au)
- 83位 TORQUE G04(au)
- 87位 ZenFone6 256GB(SIMフリー)
- 316位 Punkt.MP02(SIMフリーケイタイ)
61位 ZenFone6 128GB(SIMフリー)
ZenFone最新モデルが初登場61位にランクイン。順位は低いのですが、集計期間の都合もあります。9月集計ではもっと上位に上がるはず。
性能は6.4インチディスプレイ、スナップドラゴン855のCPU、4800万画素デュアルカメラ、RAM6GB/8GB、ストレージ256GB/128GB、バッテリー容量5000mAhと超ハイスペック。これで不満が出る人はほとんどいないでしょう。画像のようにカメラ構造が少し特殊ですが、それも圧倒的高性能なカメラを活かすためには必須なもの。端末選びでカメラ性能を重要視する人にはおすすめの一台です。
74位 P30 lite Premium(au)
3世代前に初めて投入されたプレミアム版「P9 lite Premium」はよく売れていましたが、最新「P30 lite Premium」は出だし74位と残念なスタートとなりました。とはいえ集計期間が多少短いため、9月はもう少し改善されるかもしれません。ですがもとになった端末「P30 lite」も大きく順位を落としていますし、P9のときのような人気を獲得することは難しいですね。
2400/800/200万画素のトリプルカメラを搭載、6.1インチディスプレイ、4GBメモリ、128GBストレージ、バッテリー3440mAhなどスペックはPremiumな仕様です。とはいえ売れるかどうかはauショップの特典しだい。巻き返しに期待です。
83位 TORQUE G04(au)
TORQUE G04は8月30日発売で集計期間がほぼなかったこと、タフさに特化したニッチ向けスマホにもかかわらず83位は立派と言えるでしょう。根強い人気の特化型スマートフォンです。アウトドアブームもありますが、こういった個性的なスマホが売れるのはいいですね。
タフさの特化したスマホですが、5.0インチディスプレイ、メモリとストレージは4GB/64GB、2940mAhバッテリー、2400/800万画素デュアルカメラなど十分すぎるスペック。あたらしい耐衝撃性能にも対応し、いままでのTORQUEシリーズより頑強になった「TORQUE G04」は最高のパートナーになってくれるでしょう。
まとめ
2019年8月度の月間スマホ・ケータイ売上ランキングをまとめました。
iPhoneの強さは変わらずでしたが、国産メーカーも以前より目立つようになりランキングを賑わせています。中国ファーウェイや韓国サムスンなど政治情勢に助けられている部分もありますが、このチャンスをしっかりものにしてファンを獲得していってもらいたいですね。