2019年11月度のスマートフォン・ケータイ売上ランキングまとめ。
ドコモ冬モデルが好調な出だしを見せています。
2019年11月1日~11月30日
月間スマホ・携帯売上ランキング
1~10位
- iPhone 11 64GB(ソフトバンク)
- AQUOS sense3 SH-02M(ドコモ)
- iPhone 11 128GB(ソフトバンク)
- iPhone 11 64GB(au)
- iPhone 11 128GB(au)
- iPhone 11 Pro 256GB(ソフトバンク)
- Xperia 5 SO-01M(ドコモ)
- P30 lite(SIMフリー)
- iPhone 8 64GB(au)
- iPhone 11 64GB(ドコモ)
1位 iPhone 11 64GB(ソフトバンク)
この月の首位はソフトバンク版iPhone11 64GBモデルでした。
端末分離プランが始まり、ショップが昔のように大幅割引できない状況を反映して、新型iPhoneでも一番安いモデルが売れています。
さらにソフトバンク版は3キャリアの中で一番安いことも順位に影響しているはず。
また「トクするサポート」に加入し、2年で端末を返却すれば実質半額になるため、5万円以下で買えるのも順位アップに貢献しているのでしょう。
スペック的には上級グレードのProやProMaxにしたい人も多いと思いますが、価格やカメラ周りのデザインの微妙さで敬遠した人も多いと考えられます。
安くiPhone11を手に入れたいなら、ソフトバンク版の64GBが現状ではベストです。
2位 AQUOS sense3 SH-02M(ドコモ)
シャープのAQUOSシリーズ最新モデルのドコモ版が初登場2位にランクイン!
5.5インチディスプレイ、RAM4GB、ストレージ64GB、バッテリー4000mAh、カメラ画素数アウト1200万/イン800万画素と一昔前なら最上位モデルのスペックを備えています。
これで一括価格が31680円ならコスパ十分ですね。
価格の安さもあり、発売月に2位と絶好調な滑り出し。
来月以降も根強く売れ続けそうです。
6位 iPhone 11 Pro 256GB(ソフトバンク)
iPhone11Proの最上位はソフトバンク版256GBモデルの6位でした。
前月4位から2ランクダウンですが好位置をキープしています。
iPhone11の進化ポイントでもあるトリプルカメラを堪能するにはPro以上でなければいけませんが、最安の128GBではなく256GBモデルが人気なんですね。
ソフトバンクで買ったときの実質価格を例にすると、
- 128GB・・・63600円(2650円×24回)
- 256GB・・・72960円(3040円×24回)
- 512GB・・・86160円(3590円×24回)
となり、月々の支払増額分は約400円だけなのも影響してそうですね。
8位 P30 lite(SIMフリー)
前月は11位だったファーウェイの「P30 lite」がトップ10入り!
17位→11位→8位と順調のランクアップしています。
9月に発売されたiPhone11のあおりを一番受けていたスマホと言えそうです。
2015年に発売された「P8 lite」からつづく人気シリーズだけに、根強く売れ続けています。
11~20位
- iPhone 11 Pro 256GB(au)
- Galaxy A20 SC-02M(ドコモ)
- iPhone 11 128GB(ドコモ)
- arrows U(ソフトバンク)
- AQUOS sense3 SHV45(au)
- らくらくスマートフォン me(ドコモ)
- iPhone 7 32GB(ワイモバイル)
- Pixel 3a(ソフトバンク)
- iPhone 8 64GB(ソフトバンク)
12位 Galaxy A20 SC-02M(ドコモ)
11月発売のドコモ冬モデル「Galaxy A20 SC-02M」が12位にランクイン!
Galaxyシリーズは日本で不人気ですが、このモデルは一括21384円と格安なスマホということもあり好調な滑り出しとなりました。
2位ランクインのドコモ版「AQUOS sense3 SH-02M」も3万少々と低価格モデル。
端末分離プランが始まり、iPhoneのような高価格モデルの売れ行きが鈍り、これらコスパの高いモデルがあきらかに売れています。
スペックは5.8インチディスプレイ、RAM3GB、ストレージ32GB、バッテリー容量3000mAh、カメラ800/500万画素とエントリーモデルといった性能ですが、2万円なら妥当ですね。
17位 iPhone 7 32GB(ワイモバイル)
前月26位から9ランクアップしたワイモバイルのiPhone7 32GBモデル。
3世代前のモデルとはいえスペックはこれでも十分すぎるほどですし、キャリアで安いiPhoneをゲットするならワイモバイルのiPhone7が最有力候補です。
18位 Pixel 3a(ソフトバンク)
前月22位から4ランクアップ!
まだ大ヒットには至りませんが、徐々に認知度もあがり、ランキングで上位に姿を見せることも増えてきました。
現在グーグルのスマホを扱うのは、iPhoneを初めて扱いだしたソフトバンクだけ。
iPhoneのような大ヒットはなかなか見込めないと思いますが、こういった独自性はこれからも保って行ってもらいたいですね。
21~30位
- Reno A 64GB(SIMフリー)
- iPhone 11 Pro 256GB(ドコモ)
- Xperia 8(ワイモバイル)
- BASIO3(au)
- iPhone 8 64GB(ドコモ)
- iPhone 11 Pro 64GB(ソフトバンク)
- かんたんスマホ(ワイモバイル)
- Pixel 4 64GB(ソフトバンク)
- iPhone 11 Pro 64GB(au)
- Galaxy A30 SCV43(au)
21位 Reno A 64GB(SIMフリー)
着々と日本でも基盤を整えつつある中国メーカー「OPPO(オッポ)」の新機種が21位にランクイン。
発売された前月の19位から2ランクダウンですが、着実に人気をとりつつあります。
スマホの世界シェアもファーウェイに次ぐレベルですし、コスパの良いスマホを作るメーカーとして少しづつ知られてきている状況です。
新機種もコンスタントに日本市場へ投入しているため、2020年にはさらにシェアを獲得しそうです。
23位 Xperia 8(ワイモバイル)
集計期間の違いもありますが、前月59位から23位まで急上昇!
ワイモバイルから発売されたXperiaシリーズということもあり、注目度は高かったはず。
売れ行きもそれに見合うものと言えるでしょう。
6インチの大画面ディスプレイ、1200/800万画素のデュアルカメラ、RAM4GB、ストレージ64GBなどスペックは十分。
ワイモバイルの一括価格は39600円と少々高く感じるかもしれません。
2位ランクインのAQUOS sense3 SH-02Mと同程度の性能で1万円近く高めな価格帯です。
今月発売の新機種
- 2位 AQUOS sense3 SH-02M(ドコモ)
- 7位 Xperia 5 SO-01M(ドコモ)
- 12位 Galaxy A20 SC-02M(ドコモ)
- 15位 AQUOS sense3 SHV45(au)
- 41位 A5 2020(SIMフリー/OPPO)
- 53位 AQUOS sense3(UQモバイル)
- 62位 AQUOS sense3(SIMフリー)
- 66位 A5 2020(UQモバイル)
- 83位 Galaxy A20(UQモバイル)
- 84位 Libero S10(ワイモバイル)
- 112位 らくらくホンF-01M(ドコモ)
- 146位 nova 5T(SIMフリー)
- 213位 ZenFone Max(M2) 64GB(SIMフリー)
世間の財布のひもが一番緩む年末に、冬モデルがたくさん登場しました。
AQUOS、Xperiaなど人気シリーズが発売され、ランキング上位に食い込んでいます。
ただ、それでもiPhoneの牙城は崩せず。
日本のスマホシェアの約半分を獲得しているiPhoneを脅かす端末の登場に期待したいですね。
まとめ
冬モデルが数多く発売された2019年11月度のスマートフォン・ケータイ売上ランキングを紹介しました。
端末分離プランの影響もあり、iPhone一強時代が崩れてきた印象です。
AQUOSやXperiaシリーズなど昔のシェアを取り戻してきた感もあるため、この機会にさらに売り上げを伸ばしてもらいたいですね。