2016年7月、総務省からMNP契約での過剰な割引をしないよう求められたキャリア各社が順次対応を進めています。以前から実質0円など過剰な端末購入補助をやめるよう要求されてましたが、これでまた一歩前進した形に。
ただキャリアで契約したい消費者側からすると残念でしょう。キャンペーンを上手に使うと、今でも実質0円以下で買うこともできたわけですし。とはいえ、今回終了&条件変更するキャンペーンは光回線同時契約することで適用されるものだけなので影響は小さめ。ですが、今後も総務省のMVNO支援の姿勢が続くのは間違いなので、各キャリアの積極的なキャンペーンはなくなっていきそうです。
とりあえず、今回キャリア各社が終了、または条件変更させるキャンペーンについてまとめてみました。
ドコモ 条件変更するスマホ割引キャンペーン
キャンペーン名
ドコモ光新規工事料キャンペーン
キャンペーン内容
スマホの新規&MNP契約者が光回線を同時契約すると、工事代金2000円~18000円が無料に。
キャンペーン終了時期
2016年7月末に終了。8月からは既存ユーザーの機種変更も対象に条件変更し継続中。
au 条件変更するスマホ割引キャンペーン
キャンペーン名
auスマートバリュー
キャンペーン内容
スマホ、ケータイ、タブレットの新規&MNP契約と同時にau光を契約すると、毎月の利用料からずっと934円割引。スマホやタブレットは最大2年さらに476円~1066円割引あり。
キャンペーン終了&条件変更時期
2016年8月10日に終了。8月11日からは既存ユーザーの機種変更も対象に条件変更し継続中。
ソフトバンク 終了するスマホ割引キャンペーン
キャンペーン名
光でギガ特盛
キャンペーン内容
新規&MNP契約者が「おうち割光セット」を契約することで、最大1年毎月の通信料から1522円割引&データ容量2GB増量。
キャンペーン終了時期
2016年8月20日(土)11:59に完全終了。
ドコモ、au、ソフトバンクのスマホ割引キャンペーン終了へ まとめ
今回終了、または条件変更する割引キャンペーンをまとめました。
会社で契約する、通信・通話品質を重要視する場合だと高くてもキャリアを選ぶでしょうし、割引キャンペーンがなくなっていくのは厳しいですね。総務省の過剰な格安SIM支援もありがたい反面、キャリア自体の通信料を安くしてくれるよう動いて欲しいとも思います。
ここで格安SIMは嫌だけど、ドコモ、au、ソフトバンクだと高すぎるって人にちょうどいいのが第4のキャリア「ワイモバイル」。今絶好調なのも頷けます。
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