IIJmioのeSIMは今のキャリア契約がそのまま使える、世界中で標準化や実用化が進む次世代SIM規格のサービスです。
そこでeSIMとはどんなものか?メリットや利用料金などを紹介していきます。
eSIMとはどんなもの?
eSIMとはエンベデッドSIMのことで、エンベデッドは直訳で埋め込みの意味ですが、機能的には端末に組み込まれているSIMを使うのが特徴です。
また、ソフトウェアで複数のSIMが切り替えられますから、従来のように物理的なSIMを差し替える手間が省けます。
つまり利便性の向上がメリットの1つで、複数のキャリアを使い分けたり、電話とネットで通信会社を分けるといった使い方も実現します。
通信量や通話料ごとの切り替えも可能なので、SIMを自分好みに使い分けたい人におすすめです。
IIJmioのeSIMサービスのメリットは?
IIJmioが提供するeSIMサービスは、音声通話に関しては今使っているキャリアを変更せずに使えるメリットがあります。
データ通信は自社提供のものを使うことになりますが、SIMの切り替えが簡単な上にお得なのでそこが魅力的です。
料金がリーズナブル
データ通信の料金は、1GBあたり450円とワンコイン以下ですから、データ通信量がリーズナブルなのは明らかです。
携帯電話のキャリアは、家族割りなどの縛りがあると乗り換えは難しいですが、キャリアメールを持ったままIIJmioの回線も使えるようになります。
1GB単位で直ぐに使い始められますし、申し込みはオンラインで開通まであっという間なのが驚きです。
おすすめ用途は?
おすすめの用途はやはり、既存のキャリアのメリットを維持しつつ、使い分けできる副回線を増やして活用する目的です。
eSIMに対応するパソコンやタブレットであれば、WiFiもテザリングも不要でインターネットが楽しめます。
このように、WiFi環境を用意したり回線を切り替える手間を省きたい、そういう用途についてもおすすめできます。
WiFiルーターの持ち歩きは、荷物が増えたりバッテリーの管理、あるいはモバイルバッテリーの所持と手間が増えます。
しかしIIJmioならシンプルにできますから、持ち物は少なく軽くなります。
インターネットを使いたい時は、文字通り端末を取り出して電源を入れたりスリープを解除するだけとスマートです。
主要な携帯電話キャリアのデータ通信追加は、1GBあたり約1,000円とやや高めです。
その点、450円の価格設定はインパクトが大きく、ワンコインで半額以下なのが嬉しいところです。
対応端末は?
機種が対応しているかどうかは公式サイトで直ぐに分かりますし、確認が取れ次第申し込みに進めます。
現在のところはAppleやGoogleのスマートフォンやタブレット、MicrosoftやASUSのノートPCに対応しています。
今後対応機種が増える可能性は十分に高く、もっと様々な機種で使えるようになるのは時間の問題でしょう。
IIJmioのeSIMの料金プラン
料金の内訳ですが、データプランゼロは月額料金が150円、追加データ量が1GB300円、2GB~10GBまでが450円です。
いわゆるプロファイル再発行手数料は0円ですから、改めてお得でリーズナブルだといえるでしょう。
別途初期費用、パッケージ価格に3,000円掛かりますが、それを加えてもお得感は変わらないです。
SIMカードは1枚のみでeSIMのみの制限はありますが、1GB単位で使いたい分だけ追加できるのは大きなメリットです。
回線の都合上、IIJmioの利用時はキャリアの一部サービスは使えませんが、この点はソフトウェアで簡単に切り替えて利用できるので心配無用です。
利用開始までの流れ
利用までの流れは僅か3ステップで、SIMロックを解除したらWebの申し込みに進み、本人名義のクレジットカードやインターネット環境とメールアドレスを用意します。
後は画面の指示に従い、必要事項を入力して確認後送信を行ったら、準備ができ次第メールでアクティベーションコードが届きます。
使いたい端末でコードを入力、アクティベーションが完了したらいよいよ利用開始です。
会員専用のページでは、アクティベーションコードの確認やデータの追加購入、残量の確認やコードの再発行が可能です。
契約内容の確認もできますから、ここは他のSIMサービスや携帯電話キャリアのサービスと同じです。
どこでIIJmioのeSIMを申し込めばいい?
申し込みはインターネットですが、IIJmioのeSIMは家電量販店の実店舗でも取り扱いがあるので、急にデータ使用量が不足しても安心です。
他には、賢く使って料金を節約したり、データ通信量を無駄なく使い切る用途にもおすすめします。
複数枚の使い分けでSIMカードをなくす心配がある人も、物理的な差し替えが不要となれば大丈夫です。
手続きの来店不要で対面も必要ありませんから、まさにスピーディーで無駄がなく次世代感が味わえます。
予めSIMロックの解除を要する手間こそ掛かるものの、プランはシンプルで料金もサービス内容も明確と便利です。
SIMカードを用意するとなると、多くのサービスは準備や手続きに時間が掛かりますが、この次世代SIMなら簡単で快適に済ませられます。
まとめ
1000社以上あるMVNOの中で初めてeSIMを導入したIIJmio。
このeSIMを利用するメリットや利用料金などを紹介しました。
用途によってSIMカードを入れ替える必要がなくなり、利便性が向上すること、また料金もリーズナブルであることなどメリットは多数。
もしこれから格安SIMの契約を考えているならIIJmioのeSIMも検討してみてください。