iPhoneの「i」が小文字の理由
少し前に話題になった「iPS細胞」のときもネーミングの話があり、たしか「iPod」からとったものだったはず。じゃ、大元のアップル製品たちはなぜ小文字にしたのか?について調べてみました。故スティーブ・ジョブズ曰く- internet(インターネット)
- individual(個人的な)
- instruct(教える)
- inform(知らせる)
- inspire(ひらめきを与える)
の5つの意味合いがあるようです。 ほか、こんな記事を見かけました。「iPhoneの「i」は、どうして小文字なのか?」
⇒http://toyokeizai.net/articles/-/115848この筆者さんの分析によると以下の理由が考えられるそうです。理由その1 違和感を与えて印象づける
「ん?」と思わせることで記憶に残りやすくする効果があるんだそうです。今はあたり前に使ってるフレーズになってますが、発売当初は十分に役割を果たしたと言えそうですね。理由その2 語呂が良い言葉
記事では口当たりが良いと表現してますが、「アイフォン」という4文字であること、最後が「ン」で終わる言葉は、言い易く覚え易いそうです。その結果拡散されやすくなるらしい。理由その3 短いフレーズ
短い単語は覚えやすいですね。記憶に残りやすい効果があるようです。理由その4 誰もが知っている単語を組み合わせる
「iPhone」なら「i」+「Phone」という2つとも誰もがあたり前に知っている単語です。こういう日常的に使っている単語を2つ組み合わせて新しい単語を作ると印象付けしやすいそうです。理由その5 自己解釈させる
「i」の本来の意味は上に書いた5つの意味になりますが、ほとんどの人は知りません。そこでどんな意味だろう?と考えさせることで、「i=私」のことだと勝手に解釈するんですね。これも理由1~4があるからこそわざわざ考えさせることができるんでしょう。そうでなければ興味持たれずスルーされるはず。 「iMac」「iPod」「iPhone」「iPad」はほぼ条件クリアーしてます。スティーブ・ジョブズがこの辺全く考えてないとは思えませんけど今となってはわかりません。ただアップルウォッチはこの法則に則ってないので爆発的には売れないかも?今年のアップルは業績厳しいですし、ここでぜひ新しい「i」シリーズを生み出して挽回して欲しい。