スマートフォンは、iPhoneXRを含めて海外モデルと日本版でそれぞれに違いがあります。 iPhoneXRの場合は、海外モデルの方が日本版に比べてやや安く、若干お得さがあるといえます。 ただその差は小さく、自分で輸入するときや販売業者が輸入するときに余分な送料や手間が掛かりますから、保証面なども考慮すると国内で入手した方が安く済むことも。 でも海外版と日本版には料金以外にも違いがあるため、その差に魅力を感じるのであれば好みに合う方を選ぶことになりますね。
海外版iPhoneXR SIMフリーと日本版を比較
日本版iPhoneXR
デュアルSIMの海外モデルは、SIMフリーで携帯電話キャリアを選ばない魅力があります。 日本でもSIMフリーモデルは販売されていますが、キャリアモデルに比べると価格が高めでかなりの差が存在します。 加えて速度の安定性や年齢認証などの利便性に懸念があるので、手放しに喜べないのが現状です。
海外版iPhoneXR SIMフリー
一方の海外モデルは端末価格がお得ですし、デュアルSIMかつSIMフリーで使えるのが魅力。 ただし国内外のモデルは通信方式、対応周波数ともに違いがあるので要注意です。 対応していれば使えなくはありませんが、利便性や安定性の意味では素直に国内版を選ぶのがベターでしょう。 では海外モデルにメリットがないのかと問われれば、決してそんなことはありません。
海外版のメリット
カメラのシャッター音を消せる
たとえばカメラの仕様がそれで、日本版ではシャッター音が義務付けられていますが、海外では義務がないので無音にできます。 もちろん悪用は厳禁ですが、シャッター音なしで撮影の様子を動画に残したい時などに便利です。 以前に比べて、日本でもSIMフリーモデルが購入できる現在においては、差が縮まって違いも少なくなっています。 それでも無改造でシャッター音を消せるのは、明らかに日本版にはない特徴で優位性です。
安いショップを選べる
また購入の際に選べる入手経路が多く、安さ重視でお得なiPhoneXRが探せるのもメリットです。 国内の販売ルートは携帯電話キャリアが中心で選択肢が少なく、価格はほぼ横並び状況になっています。 携帯電話ショップも他社との区別化に苦心しているため、国内のみでお得なiPhoneXRを探すのは難しいでしょう。 その点海外にも目を向けると購入の選択肢が増えますし、よりお得な販売が見付けられる可能性もあるわけです。
対応周波数帯の範囲が広い
周波数の対応範囲が広いのも特徴で、国外の幅広い地域で使える確率が高くなっています。 つまり海外旅行や海外出張が多い人なら、日本版よりも使いやすい端末が、国内よりもお得に手に入れられると考えられます。 これこそがまさに海外版SIMフリーモデルのメリットで、日本版では差を縮めることができない大きな違いですね。
日本版のメリット
100%国内で動く&保証あり
日本版iPhoneXRは間違いなく国内で使用できる上に、保証やサポートも受けられるのが圧倒的に優位な点です。 当然ながらSIMフリーモデルなら海外でも使用できますし、海外モデルと遜色なく使えるでしょう。
技適マークありで安心して使える
日本においては国内法を守ることを証明する技適マークが必要で、これがないと合法的にiPhoneXRを使用することができません。 技適マークなしの端末は、携帯電話キャリアで契約することができないばかりか、格安SIMの利用においても違法となります。 法的に問題があるだけでなく、心理的に使いにくいものとなっているので、そうした点を考えるなら国内版を購入するのが無難です。 海外で使う分には問題ありませんが、国内では技適の面で法に抵触する恐れがあるので注意が求められます。
格安SIMでも使いやすい
国内で流通する正規のiPhoneXRは、格安SIMで動作が確認されていたり、MVNOが使えるといった安心感があります。 法律に則って提供されていますし、主要な携帯電話キャリア以外のSIMも使えると保証されるので、より安心で確実な方を取るなら断然国内版でしょう。
どちらがいい?
海外で販売されているモデルは、仕様や技術的には日本国内でも使えますし、デュアルSIMもOKなので格安通信が実現します。 技適の部分を除けば、シャッター音なしでカメラが使えたり、安価で入手できるチャンスが豊富にあるのも注目ポイントです。 しかもデュアルSIMのSIMフリーは、SIMロックの解除が不要ですぐにでも好きな通信業者を選んで利用することができます。 柔軟性の高さという意味では、こちらに軍配があがりますから、制限の多い携帯電話キャリアモデルとは大きく異なります。 海外版と日本国内版、そのどちらが優れているかといっても、実際のところ差は小さいので優劣を断言するのは困難です。 海外版はデュアルSIM仕様で、格安SIMの使い分けに優位性がありますから、そこに魅力を感じたら断然こちらが狙い目です。 技適に関する懸念はありますが、その他の部分は国内モデルと同等ですし、いくつかの差があってそれが比較検討の判断材料となります。 結局のところ何を求めるのか?重視するのか?が重要で、人によって基準や優先順位が違ってきます。 無難なのは国内で日本向けの端末を買うことですが、海外版にも良さがありますから、比較して好みに合う方を選びましょう。
海外版iPhoneXRの価格
楽天市場のSIMフリーiPhoneXRの価格相場はこちらで確認できます
⇒iPhoneXR SIMフリーの価格一覧
まとめ
海外版iPhoneXR デュアルSIMバージョンと日本発売モデルの大きな違いについて紹介しました。 iPhone純正のカメラアプリをシャッター音なしで使いたいなら海外モデルになりますが、価格もそれなりします。 シャッター音以外に魅力を感じないなら日本正規販売品をおすすめします。