日本の携帯代は高い?海外の料金と比較

日本と海外の携帯代比較

スマートフォンやインターネットがないと実に不便になってしまった現代社会ですが、日本では大手3社の携帯電話料金や本体代が高いと国会でも話題になるほどです。

しかし本当に日本は携帯代が高いのでしょうか。

海外との差などはあまり話題になりませんので、ここで紹介したいと思います。

日本の携帯代と海外の料金はどれくらい違う?

令和元年の9月に「電気通信サービスに係る内外価格差に関する調査」が発表されました。

それによると、調査対象サービスは、MNOのスマートフォン・MVNOのスマートフォン・フィーチャーフォン・FTTH・固定電話です。

対象となる都市は、日本は東京、アメリカはニューヨークで英国はロンドン、フランスはパリ、ドイツはデュッセルドルフで韓国のソウルの6都市になります。

日本のスマートフォンは3キャリアからドコモ、そして格安スマホと呼ばれるものは楽天が代表で出ていました。

調査方法としては、各都市において対象となる事業者が提供しているサービスの料金を、公開情報や事業者へのヒアリングなどによって収集し、月額料金などとモデル料金によって比較すること、内外価格差を調査となっています。

携帯電話はモデル料金による比較でした。

また、間接税の扱いやユニバーサル料金の扱いもしっかりと考慮しています。

調査時点は2019年の3月となっていました。

2GB使った場合の海外料金との違い

2GB利用時の携帯代比較

まず国内でも安い方のキャリアスマホ(ソフトバンク)での結果、スマートフォンユーザーの料金は各国でこのような違いが出ています。

  • 東京・・・2249円
  • ニューヨーク・・・5557円
  • ロンドン・・・1743円
  • パリ・・・1306円
  • デュッセルドルフ・・・1064円
  • ソウル・・・3000円

ちなみに利用条件は、音声電話が65分でメールは月に108通、データは月に2GB使用したという想定です。

日本はアメリカより安い

結果を見る限り、この6か国の中で最も携帯電話料金が高かったのはアメリカのニューヨークでした。

月に2GBの使用で月に5000円以上であれば、かなり家計に響くのではないでしょうか。

5GB使った場合の海外料金との違い

5GB利用時の携帯代比較

これが月に5GBの使用になるとこのようになります。

  • 東京・・・3113円
  • ニューヨーク・・・6102円
  • ロンドン・・・2179円
  • パリ・・・1894円
  • デュッセルドルフ・・・1996円
  • ソウル・・・3703円

これくらいが学生やサラリーマンなどスマートフォンを多用する人が使っているレベルですので、そうなるとアメリカはニューヨークの使用料は6000円を超えてしまいます。

ドコモの場合はもっと高くなります

しかし上記はあくまでもソフトバンクでの金額です。

これが例えばシェア率がトップのドコモユーザーの結果としてみてみると、東京はぐんと上がって月の料金が6482円とトップに躍り出ます。

家族4人で利用した場合

家族4人で利用した場合の1人あたりの料金も、東京が4997円でトップ、次いでニューヨークの4195円が来てソウル・デュッセルドルフ・パリ・ロンドンと安くなっていきます。

シェア率がトップのドコモで通常のプランを使った場合、対象となった6か国の都市の中では最も料金が高い結果となりました。

格安スマホで海外料金と比較

では次に格安スマホですが、東京は楽天モバイルで比較しています。

その結果は、

  • 東京・・・2141円
  • ニューヨーク・・・3922円
  • ロンドン・・・1453円
  • パリ・・・2090円
  • デュッセルドルフ・・・1996円
  • ソウル・・・1535円

でした。

またニューヨークがトップとなりましたが、東京は2位ですのでけっして安いとは言えません。

携帯代を安くするなら格安スマホにしよう

携帯代節約には格安スマホ

あまり携帯電話料金が高いと感じるのであれば、まずは格安スマホへと変えてみるのがやはり大きな対策となります。

安いなりのデメリットもあります

ただし、格安SIMでは料金が安いですが、サービスもやはりそれなりになると覚悟はしておいた方がいいでしょう。

あまり携帯電話を使わない人、ヘビーユーザーではない人であれば気にならないレベルではありますが、通信速度などは大手キャリアとくらべると悪いと感じる方はたくさんいます。

ここで比較対象に上がった楽天の格安SIMは、信じられないほどの速度ののろさと通信障害が起きていても発表すらしない雑な体質、とレビューされていました。

これを含めて安いなら良い、と思える人でないと、ストレスと引き換えで家計を守っている状態になります。

つまり大手キャリアは手厚いサービスがあるためにお金を多額支払っているわけで、そこをみれば日本の通信費用が群をぬいて高額とは言えないでしょう。

ちなみに海外のキャリアは大手であっても対応が杜撰なところも多く存在していますので、国内の大手キャリアからのサービスが普通だと思って海外へいけば、仰天する結果となります。

日本の問題は複雑な料金プランにもある

日本において最も問題とされているのは、実際には料金ではありません。

キャリアの携帯電話は料金プランが複雑で、顧客がすんなりと理解できないために納得いかずに苦情が起こるというケースが多いのです。

格安スマホはプランは並べてシンプルなものが多いので、そこを買って変更する人もいます。

国内でスマートフォンを購入、契約する場合には、まず本体代はいくらで分割するならどれくらいの期間なのかなど、基本的なことだけでもはっきりさせてから契約しましょう。

まとめ

高い高いと言われている日本の携帯代が本当に高いのか?を調査会社が発表したデータをもとに海外料金と比較してみました。

比較した結果、物価の高いニューヨークよりや安かったのですが、その他海外都市に比べると高めでした。

ただし、ここで比較した携帯代はソフトバンクのモノなので、ドコモやauなど他キャリアで契約している人は多少違ってきます。

あくまで目安として参考にしてください。