近年ではiPhoneをはじめとし、多くの人がスマートフォンを使用しています。
またスマートフォンに限らず、今でもガラケーを使っている人もまだまだ多いです。
総務省発表のデータによると、携帯端末の利用者数は1億6000万件以上。
すでに国民1人に1台どころか、1.5台くらいになってますね。
そして端末を持てば当然毎月の費用として支払わなければならないものが携帯代です。
特にスマートフォンとなると、小さなパソコンを使っているようなものと言えるものでもあり、24時間どのような状態でも、インターネット環境さえ整っていれば、アプリゲームや、さまざまなアプリサービスなどを活用できます。
非常に便利なものとして、スマートフォンがない生活は考えられないと思う人もいるかもしれませんが、場合によっては高額請求が来てしまう可能性もあります。
とくによくわからず触ってしまう人はこのような被害にあう可能性も跳ね上がります。
そこで高額な携帯代請求が来てしまった時の対処方法をまとめてみました。
高額な携帯代請求が来てしまったときの対処法
ワンクリック詐欺じゃないかチェックしよう
まず第一に確認したいこととして、ワンクリック詐欺などに該当しないかどうかを確認しましょう。
数年前によく起こったトラブルですが、パソコンなどであるサイトをクリックした瞬間に、会員登録が完了してしまい、24時間以内にお金を振り込みしなければならないなどといったワンクリック詐欺が話題となりました。
近年ではこれらのトラブルがスマートフォン利用者に増加傾向で、スマートフォンでのワンクリック詐欺も多く見られるようになってきています。
まず最初に頭にいれておきたいこととして、スマートフォンからIPアドレスを取得したり、写真を撮影する、IDを抜き取るなどといった行為は不可能なことです。
【対策】徹底無視あるのみ!間違ってもお金を払わないように!
このようなトラブルに関しては、無視するのが一番と言えるでしょう。
無視せずに反応し怖がる必要はなく、反対に手を出してしまうとトラブルを起こし、さらなるトラブルを招く可能性もあるので十分に注意しましょう。
絶対にやってはいけないことは、お金を払ってしまうことです。
だれかにバレるのが恥ずかしいという思いから、払ってしまう人も見られますが、更なるトラブルにつながる可能性もあります。
海外のアプリを操作していて同じような画面に飛んでしまった場合にも、すべて無視して問題ないでしょう。
対処したいことは、インターネットをすぐに落して、アプリを消去するなどの手段です。
一番は怪しいサイトやアプリを使わないのが一番ですが、不安が残るのであれば、消費者生活センターに電話をかけて対処を仰ぎましょう。
万が一お金を支払ってしまったのであれば、取り戻すことは難しいものです。
弁護士に相談すれば可能性はありますが、弁護士費用もかかるので、現実的な方法ではありません。
パケット代金をチェックしよう
ワンクリック詐欺のほかにスマートフォンの高額請求についてのトラブルで考えられることには、パケット代金があげられます。
通常であれば、スマートフォンの月々の支払いは通話料やパケット通信料、アプリゲームなどの課金代、様々なサービスの月々の支払い、これに加え端末の支払いなどが組み込まれているのが一般的なものです。
以前であればパケット通信量の定額制がそれほど浸透しておらず、あまりにもネットを使い過ぎてしまい高額な携帯代が来て驚いたという事例も多く発生していました。
このようなパケット通信量に関するトラブルは、現在でも多く報告されているものであり、どう対処すればわからないと悩んでいる人も少なくないものです。
現在では1GBや10GBなどといった定額サービスが多く設定されているものの、これらに加入することなく使っていた場合には、思いも寄らない請求が発生してしまう可能性があります。
格安SIMで通話しすぎてないかチェック
高額になる理由として考えられるのは、近年注目を集めている格安SIMで契約しているものです。
格安SIMを利用する場合には、無料で使えるWi-Fiを利用して通信することにより、通信を格安料金での利用が可能です。
しかし通信速度が落ちた場合には、それぞれのキャリアのモバイル通信をオンにして利用している場合には、あっという間にプランのデータ通信量を使い切ってしまいがち。
ただし、データ通信だけなら速度制限されるだけなので問題ありませんが、通話プランを契約してるなら注意しましょう。
まだまだかけ放題プランがない、あっても費用節約のために申し込んでない人も多いはずです。
となると、通話すればするだけ費用がかかってしまいます。
【対策】契約中のプランを再確認し事情説明しよう
まず行いたいことは、自分がどのようなプランで契約をしているのかを確認することです。
毎月どれくらいの通信料であれば安く抑えられるのか、チェックするようにしましょう。
万が一このような理由で高額請求が来てしまった場合には、それぞれのキャリアには月の初めにさかのぼって、定額プランが適用される可能性もあります。
定額制に未加入だった場合や、アプリ料金などを使い過ぎた課金などではない請求の場合に限ります。
また契約回線につき一度まで有効となります。
それぞれの店舗に行き事情を説明し、契約回線につき一度だけという条件が満たされていれば譲歩してくれる可能性も高いでしょう。
適用されれば、定額制に適応した金額を支払うことになります。
あくまでもこのチャンスは1契約回線につき一度までです。
次も同じようなことをした場合には、支払わざるを得ないため十分な注意が必要です。
まとめ
ニュースなどでもたまに見かける携帯代の高額請求トラブルへの対処方法を紹介しました。
自分は大丈夫と思っている人ほど被害にあいやすいものなので、私も気を付けようという心構えも大事です。