知らないうちにスマホのデータ通信量を使っているアプリと対処法

知らないうちにデータ通信してるアプリ

知らないうちにデータ通信してるアプリ

このページでは、勝手にデータ通信しているスマホアプリと対処方法についてまとめています。

データ通信量を使いすぎることによるデメリット

スマホのデータ通信量は、なるべく節約したいものです。

通信速度が制限される

契約するプランによってデメリットは様々ですが、一定以上使いすぎるとデータ通信の速度が極端に落ちる事が多いです。

いわゆる通信制限が掛かると、快適に使えません。

SNSやメールアプリを使いだけなら、あまり不便さは感じないかもしれません。

一方で動画系やブラウザ系、ゲーム系のアプリは通信速度が極端に悪いと、普通に使う事さえ困難です。

ユーザーがちょっと作業をするだけで画面が固まったり、データの送受信に長い待ち時間が発生します。

携帯料金が高くなる

データ通信量を使いすぎると、携帯電話の料金が増えるといったデメリットもあります。

契約するプランによって、一定の上限を過ぎると、急に高額な通信費が請求されるので要注意です。

データ通信量が増える原因に1つにアプリがあります

スマホに限ったことではありませんが、ライトユーザー目線からすると、アプリがバックグラウンドでどのような処理をしているか、なかなか詳しく把握する事は難しいです。

パソコン等と比べて、スマホは見えないところでデータの送受信を行っている事が多々あります。

バックグラウンドでデータ通信しがちな動画系アプリ

知らないうちにデータ通信量を多く利用しているメジャーなアプリですが、まず最初に挙げられるのは動画系のものです。

無料ネット動画サイトのもの、月額料金を支払って契約するストリーミング配信のものなどが該当します。

そもそもネット動画は、とてもデータサイズが大きいコンテンツです。

アニメやゲーム実況、有名人が出演するネット限定番組やライブ配信や過去の名作映画など、今では手元の端末で多種多彩なコンテンツを簡単に満喫できます。

ただ動画系の難点は知らないうちに、ネット上から端末へ大量のデータを受信しているところです。

30分程度のアニメ番組を視聴するだけでも、大量のデータを受信します。

映画やバラエティー番組などは長時間型のコンテンツであり、普通に視聴するだけでも残りのデータ通信量が大きく削られます。

さらにゲーム実況者や有名人が、時間無制限で配信するライブ配信などを端末で、数時間にわたり視聴すれば、たった一日で通信制限が掛かる可能性大です。

動画視聴による通信量の大量消費を減らしたい、そう感じたらさっそく対処法を実践しましょう。

データ通信量を抑えるためにしたい対処方法

対処法としてまず実践したいのが、視聴するコンテンツのダウンロードです。

あらかじめ端末へダウンロードしておけば、動画鑑賞時にデータを逐一受信しなくなり、通信量の節約になります。

ただ長時間のコンテンツを取り寄せる際は、可能な限りWi-Fi回線を使いたいところです。

自宅のワイヤレスルーターや街のフリースポットを活用すれば、その間の通信量を大幅に節約、もしくはゼロ円に出来ます。

Wi-Fi回線なら大量の情報も比較的スムーズに取り寄せられます。

リアルタイム動画の視聴で節約するコツ

一方で動画サイトの生放送や端末へダウンロードができないコンテンツなどは、リアルタイムで視聴するしかありません。

その際のデータ節約術ですが、やはりWi-Fi回線をできる限り活用するのがオススメです。

ただし物理的にWi-Fi回線が使えない場合もあるはず。

動画の画質を低くする

そんな時は設定で画質や利用方法をカスタマイズします。

高解像度モードで視聴すると短時間でも大量の通信が発生しやすく、平均的なモードや低画質にすれば大幅に節約可能です。

さらにアプリによっては節約モードが実装されており、一部機能や演出がカットされる代わりに、通信量を大きく節約できます。

位置情報を使うゲームアプリ

位置情報を使うアプリ

位置情報を利用したゲームもまた、知らないうちに通信量が膨らむ要因です。

画面的には特にアクションを起こしていなくても、位置情報を利用したゲームはバックグラウンドで常時マップやキャラクターのデータを送受信します。

基本設定が常時データを送受信するモードになっている事が多く、ユーザーが街を普通に歩くだけでゲーム画面のマップやアイテム、スポットの情報などを更新する仕様なため、他のアプリとは比べ物にならないほどデータ通信量を消費してしまいます。

データ更新設定をオフにする

対処法としてはゲームプレイ中以外は、データの更新をしない設定にしたり、データ節約モードに切り替える事です。

こまめにアプリを終了する

また遊び終わった後は、意識的にゲームを終了させる習慣を持ちましょう。

バックグラウンドでデータを送受信する仕様があっても、ゲーム自体がきちんと終了されていれば大量に消費される事は基本的にありません。

フリーWi-Fiスポットを活用する

また動画系と同様に起動する際は、街のフリースポットを積極的に活用するのがオススメです。

OSのアップデートはWi-Fi環境で

他にスマホ本体のOSがバックグラウンドで更新データを頻繁に取り寄せる事があります。

OSの脆弱性を修正したり、本体に新しい便利機能を追加したりと、更新データのダウンロードは重要です。

しかし頻繁にバックグラウンド処理が行われると、知らないうちに通信量が上限を迎えやすくなるので、本体の基本設定から自動更新をオフにすれば、通信量を節約できます。

Wi-Fi回線で更新データを取り寄せるようにすれば、通信制限を回避できますし、待ち時間も短時間でOKです。

まとめ

スマホのデータ通信量が知らないうちに増えていることへの対処方法を紹介しました。

スマホに限ってはアプリが原因であることが多いです。

バックグラウンドでデータ通信するタイプのアプリはこまめに終了するなどして、賢く通信料を節約したいですね。