mineo(マイネオ)の契約者数が50万件突破!他のMVNOの契約者数はどのくらい?

私も使わせてもらっている格安SIM「mineo(マイネオ)」が2014年6月3日のサービス開始から約2年半で区切りとなる契約者数50万件を超えました。最初からau回線が選べることもあって出だしから好調だったMVNOですが、これまで積極的なサービス展開により業界でも大手と言われるまでに成長してきました。他社にMVNO事業のサービス提供もしていて、同じくau回線にも対応しグループ全体の契約者数はmineoの倍以上となっている「IIJmio」や、MVNO単独でシェアトップの「楽天モバイル」のように上には上がいます。ですがmineoだけのフリータンクやコミュニティサイト「マイネ王」など優れた独自サービスもあります。MVNO数は500社以上に増え今後さらに競争が激化し淘汰されていくと思いますが、mineoなら生き残っていけるでしょう。ちなみにMMD研究所が2016年9月に発表したMVNOシェアデータによると、mineoは4位で8.9%となっていました。3ヶ月以上前のデータなので順位変動している可能性もありますが、その時のシェア%でmineo以外のMVNO契約件数を計算してみました。結果は以下のとおりです。

mineo以外のMVNOの契約件数ってどのくらい?(2016/9時点のデータを参照)

まずシェア上位はこのようになっています。
  1. 20.7% 楽天モバイル
  2. 13.5% OCNモバイルONE
  3. 9.2% IIJmio
  4. 8.9% mineo(2017年1月に50万件突破)
  5. 6.5% BIGLOBE SIM
  6. 5.2% イオンモバイル
  7. 4.8% FREETEL SIM
  8. 4.7% DMMモバイル
  9. 3.9% BIC SIM
  10. 3.5% UQモバイル(au回線)
UQモバイルは積極的なCM展開などで確実にシェア上昇してると思いますが、あくまで参考データとして進めていきます。というわけで、mineoの8.9%=50万件と考え計算してみました。
2017年1月時点のMVNO契約件数参考値
116.3万件 楽天モバイル 75.8万件 OCNモバイルONE 51.7万件 IIJmio 50.0万件 mineo 36.5万件 BIGLOBE SIM 29.2万件 イオンモバイル 27.0万件 FREETEL SIM 26.4万件 DMMモバイル 21.9万件 BIC SIM 19.7万件 UQモバイル合計454.5万件2016年にシェアトップに躍り出た「楽天モバイル」」が唯一100万件オーバー。2位以下に大きく差を開けて1位となっています。別の調査会社「MM総研」の発表データによると2016年9月時点の格安SIM契約件数は657.5万件でしたので、ここで取り上げた上位10社で69%、約7割を占めています。ここに上がっていないMVNOは数年後にはひょっとしたら消えているかもしれませんね。ちなみに「IIJmio」は2016年2月に100万回線突破と発表してましたが、ここでは51.7万件となっています。おそらく法人向けの件数も足したものなんでしょう。格安SIM契約件数全体では1000万件以上と総務省も発表してますし、約半数は法人向けのものと思われます。 

まとめ:mineo(マイネオ)の契約者数が50万件突破!他のMVNOの契約者数はどのくらい?

mineoの契約者数50万件突破を機に、MVNOシェアデータから人気格安SIMの契約件数を計算してみました。楽天モバイルが強いですね。まだまだキャンペーン展開など積極的に実施していますし、さらに件数を伸ばしそうです。またUQモバイルは確実にランクアップしてくるでしょう。2017年はMVNO向けのSIMロックをしないよう総務省がガイドラインを改定していますし、ソフトバンク回線を使ったMVNOも増えていくと思います。今後ますます競争が激化していくMVNO業界。ここに挙がっている上位陣も安心とは言えません。生き残りをかけたさらなるキャンペーン、新サービス登場に期待したいですね。