世界のスマホ販売台数 2016年4~6月期(GfK調べ)
市場リサーチ会社「GfK」が、世界各地のスマホ販売台数データを発表しました。北米、南米、アフリカ、ヨーロッパなど各地域ごとのスマホ販売台数は以下のようになっています。2016年第2四半期(4~6月) 世界のスマホ販売台数
| 2016年
4~6月 | 2015年
4~6月 | 増減率 | 2016年の
販売台数 | 2015年
予想台数 |
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西ヨーロッパ | 3000万台 | 3000万台 | -1% | 1億3400万台 | 1億3500万台 |
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中央
東ヨーロッパ | 1700万台 | 1500万台 | 12% | 7700万台 | 7200万台 |
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北アメリカ | 4200万台 | 4500万台 | -6% | 1億8900万台 | 1億9000万台 |
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中央
南アメリカ | 2300万台 | 2500万台 | -8% | 9400万台 | 1億700万台 |
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中東
アフリカ | 4100万台 | 3900万台 | 5% | 1億7600万台 | 1億6200万台 |
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中国 | 1億1000万台 | 8900万台 | 24% | 4億3900万台 | 3億8500万台 |
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APAC
先進国 | 1700万台 | 1700万台 | -1% | 7200万台 | 7300万台 |
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APAC
新興国 | 5100万台 | 4900万台 | 4% | 2億1300万台 | 2億200万台 |
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合計 | 3億3000万台 | 3億900万台 | 7% | 13億9400万台 | 13億2600万台 |
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中国の伸び率が圧倒的ですね。世界市場におけるスマホメーカーの販売台数ランキングでも上位7社が中国メーカーなのも頷けます(関連記事:世界のスマホシェアランキング2016)。ただ中国メーカーは中国国内での売上だけで上位ランクインしてる形です。現在世界第3位だったシャオミが急激に業績悪化するなど動きの激しい業界と言えますし、ある程度国民にスマホが普及した頃合い。そろそろ世界市場にでていかないと生き残れないかもしれませんね。ほか、アフリカやインド、アジア新興国での販売台数は順調に増加しています。こういった国では低価格スマホが主流で、日本で圧倒的シェアを誇る「iPhone」が苦手にしている地域。そのため低価格なAndroidスマホを取り扱うメーカーが強くなっています。日本では格安SIMサービスやSIMフリー端末販売で元気な「FREETEL」が海外進出を進めていますし、いち日本人としてシェア獲得を大いに期待してたいところ。 世界のスマホ販売台数 2016年4~6月期(GfK調べ) まとめ
世界各地域別のスマホ販売台数についてまとめました。2016年後半は「新型iPhone」発売もありますが、メイン市場となる先進国での増加は微妙ですね。一番売れた「iPhone」は「6/6Plus」で、それ以降は下降線をたどっています。発売まで1ヶ月を切ってると思われる「iPhone7」がどれくらい売れるのか?にも注目です。 関連記事:iPhone7予約するならどこがいい?