全世界で約15億台のスマホが販売された2016年。前年比約5000万台プラスとまだまだ増加しています。今度人口13億以上のインド市場が拡大すれば20億台オーバーもありえそうです。2016年の年間スマホ販売台数ではサムスンが圧倒的なトップとなっていますが、第4四半期に限ればiPhoneの阪大台数を18%増加させたアップルが1位という結果に。完全にギャラクシーノート7のバッテリー爆発問題の影響でしょう。また、アップルらしい斬新さがないと言われていた「iPhone7」が予想以上に好調だったようです。2017年はiPhone10周年ということで記念モデル発売などが発表されていますが、2016年第3四半期まで不調だったアップルがこのまま好調を維持できるのか?に注目です。ほか、世界最大の人口を誇る中国市場で大きく成長している中国メーカー「ファーウェイ」「オッポ」「ヴィーヴォ」が1000万台以上販売台数を伸ばしてきました。「ファーウェイ」は本国中国でこそ苦戦気味ですが、ヨーロッパほか日本市場でも絶好調ですね。2016年に発売された「P9 lite」は半年以上たった今でもスマホ売上ランキングトップ10にランクインし続けています。またUQモバイル向けに卸しているオリジナルバージョン「P9 lite PREMIUM」もトップ20にランクインしています。ここはスマホ以外でもモバイルWi-Fiルーターがドコモ、ワイモバイル、ソフトバンク、WiMAXでいずれも人気端末となっていますし、2017年度もさらにシェアを拡大しそうです。また「オッポ」「ヴィーヴォ」は中国と人口が同じくらいのインド市場でもシェア上位になっているので、インド市場の伸び次第で上位との逆転も十分あるでしょう。関連記事⇒インドのスマホシェアランキング2016年第4四半期