スマホを向けたら即逮捕?!滋賀県警が規制強化に向け改正案を策定

スマホを向けたら即逮捕?!滋賀県警が規制強化に向け改正案を策定 トップ画像滋賀県の迷惑行為等防止条例改正によって逮捕者続出になる?!かもしれない法改正がまとめられた、と産経WESTが報じました。まだ決定したわけじゃなく、あくまでこれからって段階ですが、もし法改正されれば極端な話「スマホを他人に向けただけで逮捕」となる可能性もありえます。滋賀県っていうと彦根城のひこにゃんが思い浮かぶんですが、ひこにゃん撮ろうとしたら傍に人がい逮捕!なんてことになるかもしれないってことですね。嫌すぎる。。。

そもそもなんで法改正しようと思ったのか?

今の迷惑行為等防止条例は昭和38年に制定、2005年に改正されたのみで、ストーカー行為や盗撮など現代の迷惑行為に対応しきれていないため滋賀県民に不安感を与えているから、ということらしい。以下のようなものは対応しきれないみたいです。
  • 公共の場所以外での盗撮行為
  • 盗撮目的の隠しカメラなどの設置
  • ストーカー行為
いやいやいや、そんなことも対応できないってどうなのよ?まぁ直接的は無理で、いろいろ理由をこじつけないと逮捕できないってことですかね。なかなかやっかいなことです。

現状の迷惑行為等防止条例について

盗撮に関して、現状では「公共の場所」でやっちゃダメとしか定義されてないみたいです。公共じゃない場所、民間施設内のフィッティングルームとか海水浴場とかでは極端なはなし盗撮し放題ってことですね。それはヤバい。また、あきらかに盗撮目的だったとしても、実際の写真に目的の画像(下着など)が写ってなければ盗撮と断定できなかったようです。クラウドに即保存、カメラ本体のデータは即消去する、みたいな対策してたら逮捕まではできないっぽい。これを規制するための改正案↓が微妙なんですよね。
人の下着姿等を盗撮する目的で写真機等を「人に向ける行為」「設置する行為」を新たに規制
カメラを人に向けただけで逮捕されるかどうかは警察官の裁量しだいな感じ?あきらかに盗撮目的じゃないとしても、変質者みたいな見た目してたら警察官の偏見でクロと判断されそう。。。身だしなみには気をつけたいですね。そして、ストーカー行為に関しては恋愛感情がなければ対象外となっているようです。そのため、恋愛感情以外での恨みなどによるストーカー行為も規制対象になるみたいです。その他、罰則を重くするなどの改正もあり。

スマホを向けたら即逮捕?!滋賀県警が規制強化に向け改正案を策定 まとめ

今回の法改正に関しては広く一般からの意見も募っていましたが、募集期間はすでに終わっています。どうなるか?はわかりませんが、ひこにゃん撮影してるだけで「ちょっと署まで来てもらおうか」となったら滋賀県◯ね!ってなるでしょうね。というか滋賀県に一生近寄りません。改正部分にはあいまいな部分がないようにしてもらいたいと思います。