SIMフリースマホの性能比較(2016年度)
通信業界に関するデータを調査している「ICT総研」が発表したSIMフリースマホ品質調査結果についてまとめています(調査は2016年10月に実施)。人気SIMフリースマホの品質調査結果
まずは発表データをそのまま掲載しておきます。字が小さすぎてよく読めないので以下で特に人気の端末だけサラッと解説していきます。スマートフォン売上ランキングで上位に入っている(いた含む)SIMフリースマホは以下の機種。- P9 lite
- Huawei P9
- ZenFone Go
- ZenFone2 Laser ZE500KL
- ZenFone2 Laser ZE601KL
- ZenFone3
- arrows M03
- Moto G4 Plus
それぞれのバッテリー持ちと下り速度だけピックアップしてみました。売れてるSIMフリースマホのバッテリー、速度比較
※速度計測はワイモバイルのSIMを使ってます端末 | バッテリー
持ち時間 | 下り速度
日中 | 下り速度
夜間 |
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P9 lite | 446分 | 32.59Mbps | 29.42Mbps |
Huawei P9 | 420分 | 37.01Mbps | 39.36Mbps |
ZenFone Go | 600分 | 37.90Mbps | 37.65Mbps |
ZenFone2
Laser ZE500KL | 680分 | 46.45Mbps | 30.65Mbps |
ZenFone2
Laser ZE601KL | 552分 | 40.04Mbps | 37.41Mbps |
ZenFone3 | 402分 | 39.77Mbps | 41.98Mbps |
arrows M03 | 495分 | 44.69Mbps | 33.79Mbps |
Moto G4 Plus | 309分 | 31.16Mbps | 39.38Mbps |
この中で今現在一番売れてるのはファーウェイ製「P9 lite」です。そしてこれの前に売れてたのが「ZenFone Go」。似たような価格帯ですが、完全に人気端末の座を奪われた格好で今やトップ30圏外になってしまいました。でもバッテリー持ちを重視する人なら「ZenFone Go」の方が長持ちするので満足度高そうですね。低価格モデルがいい人はこの2機種から選ぶと満足度高いはず。性能を求める人は、「HUAWEI P9」「ZenFone Zoom」「ZenFone3」からがいいですね。スペック部門ではこの中で一番ハイエンドな「HUAWEI P9」が優れてます。扱ってるMVNOこそ少ないんですが、一番人気の「楽天モバイル」にはあります。次に優れていたのは「ZenFone Zoom」。2017年2月にこのモデルの最新版が発売されますが、日本でどうなるか?はまだ未定です。関連記事:ZenFone3 Zoomの価格や発売日、スペックは?その次が「ZenFone3」となります。「ZenFone3」は端末セットがあるMVNOも多く、選びやすい端末でしょう。知人もこれ買ってますけどゲームなども快適らしいですよ。 まとめ:SIMフリースマホの性能比較(2016年度)
ICT総研発表データを元に人気SIMフリースマホの性能を比較してみました。一番人気の「P9 lite」は比較結果的にはイマイチですが、価格も安くかなりのMVNOが扱ってるので買いやすい端末です。コスパ高いのでこれに乗り換えるのもいいですし、2台目としても低価格で買いやすいでしょう。お子さんに買ってあげるスマホとしても安く済むのでおすすめです。関連記事:P9 liteを扱うMVNO(格安SIM)