スマホ端末のシェアランキング

日本ではスマホシェアの約半数をiPhoneが占めていて世界的に見ても珍しい国と言えます。世界の市場ではアップルよりサムスンの方がシェア上位ですし、「Galaxy」シリーズのほうが人気の傾向です。でも日本では全然パッとしない感じですね。そんな中、調査会社「Webrage」がスマートフォン端末の国内シェアランキングを発表。iPhone首位は間違いないはずですがその他アンドロイド端末の順位もチェックしつつまとめてみました。 

スマホ端末シェアランキング

集計方法はWebrageサイトへのアクセス(5億PV)してきた端末から。

トップ10ランキング

  1. 66.54% iPhoneシリーズ
  2. 1.11% Xperia XZ SO-01J(ドコモ)
  3. 1.04% Xperia X Compact SO-02J(ドコモ)
  4. 0.84% Xperia Z3 Compact SO-02G(ドコモ)
  5. 0.83% Xperia Z5 SO-01H(ドコモ)
  6. 0.79% Xperia X Performance SO-04H(ドコモ)
  7. 0.74% Xperia Z5 Compact SO-02H(ドコモ)
  8. 0.72% Galaxy S7 edge SC-02H(ドコモ)
  9. 0.63% Xperia XZ SOV34(au)
  10. 0.61% Xperia Z3 SO-01G (ドコモ)

シェア1位 iPhoneシリーズ

ランキングデータを見るまでもなくトップはiPhoneでしょう。BCN調べのスマートフォン売上ランキングでもトップ30の半数はいつもiPhoneシリーズが占めています。アップルが倒産でもしない限り、スマホという形の機器が存在し続ける限りシェアは変わらないのでは?と思えます。関連ページ ⇒BCN スマートフォン売上ランキング別会社のスマホメーカーシェア、端末シェアでは50%くらいだったので多少の誤差はあると思いますが、7割近くのアクセスがiPhoneからという結果だったわけですね。強い!

シェア2位 Xperiaシリーズ

別会社のデータでも日本でのスマホシェア2位だったXperiaシリーズ。今回の調査データではiPhoneシリーズと違い、Xperiaは端末別、キャリア別に集計されています。ランクインしている8モデルの合計は6.59%。二桁いかないレベルなんですね。ちなみになんでiPhoneだけ一括なの?と思うかもしれません。これはデータ集計に使っているのがグーグルの無料サービス「グーグルアナリティクス」だからだと思われます(当サイトも利用中)。これはiPhoneやiPad、iPodなどアップルの端末は一項目でまとめて表示されているため5/5s/6/6s/SE/7/8などといった個別にはデータがわからないんですね。

3位 Galaxyシリーズ

1モデルだけのランクインですが、一応3位ということで。売上ランキングを見ていると、AQUOSシリーズや一部のSIMフリースマホのほうが売れている印象ですが、たまたまこのサイトへアクセスする人はGalaxyユーザーが多かったのかもしれませんね。 

当サイトのスマホシェアも掲載

「モバイル生活」のスマホシェアランキングTOP5 (過去3ヶ月間分のデータから)

  1. 47.04% iPhoneシリーズ
  2. 0.76% Xperia Z5 SO-01H(ドコモ)
  3. 0.69% Galaxy S7 edge SC-02H(ドコモ)
  4. 0.67% Xperia Z3 Compact SO-02G(ドコモ)
  5. 0.64% Xperia XZ SO-01J(ドコモ)
半数までは届きませんでしたが、それに近い数字をiPhoneシリーズが占めています。2位はXperiaシリーズで同じ結果に。Webrageと違うのはドコモ版Galazy S7 edgeが3位だったこと。au版も0.41%で上位に入っていたので、スマホ端末シェア3位は妥当と言えそうです。ほかランク圏外ですが7位には2016年に一番売れた中国メーカーファーウェイのSIMフリースマホ「P9 Lite VNS-L22」がランクインしていました。スマホ以外ではiPadが6.23%、Microsoft Windows RT Tabletが0.71%などタブレットが上位にランクインしています。 

まとめ

調査会社発表データのスマホ端末シェアランキングとおまけで当サイトのデータも紹介しました。いまのところシェア1位はiPhone、2位Xperia、3位Galaxyで確定と言って良さそうです。総務省のテコ入れで格安スマホがもっと活性化されればSIMフリー機種がランクインしてくるかもしれませんが、現状伸び率が低下し厳しい状況です。通信料が安いドコモの「docomo with」、auのピッタリプランが登場するなど一定の成果はあったため、まだまだ手を緩めず普及を加速させていってもらいたいですね。