スマホ普及率 2015年度(総務省発表)

総務省が2015年度の通信端末利用状況に関する調査結果を発表しました。そのデータからわかるスマホ普及率についてまとめています。調査対象:14765世帯(36402人) 1845社

【個人】2015年度のスマホ、携帯電話普及率

スマホ携帯・PHS
2015年53.1%35.1%
2014年44.7%34.6%
2013年39.1%38.9%
過去2年分も掲載。格安SIMが登場しだした2014年あたりから急に普及率があがっています。対してガラケーなどの携帯電話は少し減少傾向へ。2015年は前年より多少上がってますが、今年はさらに格安SIMが普及してますし、シニア層の買い替え予定に関する調査でも9割以上がスマホと答えているので減少は確実じゃないかと思われます(シニアのスマホ所有率・利用率調査を参照)。

【世帯】2015年度のスマホ、携帯など通信機器普及率

【世帯】2015年度のスマホ、携帯など通信機器普及率
201020112012201320142015
スマホ9.7%29.3%49.5%62.6%64.2%72.0%
携帯合計93.2%94.5%94.5%94.8%94.6%95.8%
タブレット7.2%8.5%15.3%21.9%26.3%33.3%
パソコン83.4%77.4%75.8%81.7%78.0%76.8%
固定電話85.8%83.8%79.3%79.2%75.7%75.6%
1世帯あたりのスマホ普及率は約7割。意外と普及してない感じ。世帯の家族構成が両親と子供1人の3人家族メインだとしてもまだ3割近くは所有してない世帯がある計算になります。ただこちらも格安SIMが登場し始めた2014年から上昇率がグッと上がっているので、2016年度には8割超えもありそうです。携帯型の端末ではタブレットも普及率の伸びが目立ちます。ある調査会社の予測ではまだ増加すると言われてましたし、スマホほどじゃないとしても増加しそうです。 

スマホ普及率 2015年度(総務省発表) まとめ

2016年に入って格安SIM各社とワイモバイルの成長が著しいので、スマホ普及率はさらに上がるはず。また低価格な端末も充実してきたので2台持ちする人も増えていくと思われます。スマホの時代がいつまで続くのか予想もつきませんが、しばらくはスマホ中心の生活になりそうですね。