スマホ・ケータイのMNP利用者数とiPhone人気について

スマホ・ケータイのMNP利用者数とiPhone人気についてトップ画像総務省調査が、スマートフォン、ガラケー、PHS利用者による番号移転(MNP)数に関するデータを発表しました。結果は以下のとおりです。

スマホ・ケータイのMNP利用者数推移とiPhone発売日

西暦/平成MNP数累計iPhone発売日
2006/平成18年199万199万
2007/平成19年275万474万
2008/平成20年198万672万7/11 iPhone3G(ソフトバンク)
2009/平成21年252万924万6/19 iPhone3Gs(ソフトバンク)
2010/平成22年275万1200万6/24 iPhone4(ソフトバンク)
2011/平成23年327万1527万10/14 iPhone4s(ソフトバンク/au)
2012/平成24年480万2007万9/21 iPhone5(ソフトバンク/au)
2013/平成25年657万2665万9/20 iPhone5s/5c(3キャリアで)
2014/平成26年517万3181万9/19 iPhone6/6Plus( 〃 )
2015/平成27年620万3801万9/25 iPhone6s/6sPlus( 〃 )
2008年にスマートフォン(iPhone3G)がソフトバンクからのみ発売されて以降、スマホ普及とともにMNP数も増加しています。iPhoneという端末がかなり影響していることは間違いないんじゃないかと思われます。今でもスマホシェアの約半数がiPhoneですし。国内累計販売台数が倍増した「iPhone4G」が登場した翌年からMNP数が急増、そして初の1億台突破したモデル「iPhone5」がでた翌年は過去最大のMNP数となっています。関連記事:日本国内における歴代iPhone販売台数デザインも洗練され魅力が増したこともあり、ここでドコモからMNPで乗り換えた人も多いでしょうね。2013年の「iPhone5s/5c」でドコモが扱い始めるまで、MNPに関してはドコモひとり負け状態が続いていました。今も続いてるかも知れませんが、この辺は詳しいデータがないので割愛します。2014年で一端MNP転出が落ち着いてますが、2015年は格安SIMサービスを提供するMVNO各社が急成長したこともあり、MNP数はまた増加に転じています。2016年はさらにMVNOが活気づいてますし、もっと増えているでしょうね。

スマホ・ケータイのMNP利用者数 まとめ

iPhone発売当初、MNP転入する人が急増しシェアをぐんぐん伸ばしていたソフトバンク。今は落ちついてますが、キャリア3番目の地位をしっかり築いています。キャリアの業績を左右するほどの影響力をもっていた「iPhone」というスマホがいかに凄かったのか、をあらためて思い知らされました。最近は低迷してますが、日本での人気は海外ほど衰えていません。秋発売予定の「iPhone7」の予約ももうすぐ始まるでしょうし、各社の価格やキャンペーンしだいでまたMNP数に大きな影響を与えそうです。