2017年12月11日~12月17日の週間スマートフォン・ケータイ売上ランキング。
この週は
に注目しつつランキングを見ていきます。
2017年12月11日~12月17日 週間スマホ・携帯売上ランキング
1~10位
- P10 lite(SIMフリー)
- iPhone 8 64GB(au)
- iPhone 8 64GB(ソフトバンク)
- iPhone 8 64GB(ドコモ)
- iPhone X 256GB(ソフトバンク)
- iPhone 7 32GB(au)
- iPhone X 256GB(au)
- iPhone 7 128GB(au)
- iPhone X 64GB(au)
- iPhone X 64GB(ソフトバンク)
1位 ファーウェイSIMフリースマホ「P10 lite」
前週のつづいて1位をキープした「P10 lite」。強い!
前週はAmazonセールの影響が強かったようですが、この週はケータイショップの一括0円キャンペーンなどを見かけます。ツイッターで検索すると関連ツイートが大量にヒット。宣伝しているショップもたくさんヒットしますし、それだけメインとして扱っているケータイショップが多いことも好調なセールスに影響しているのは間違いありません。
次週もこの勢いを継続できるのか?に注目です。
2位 au版
3位 ソフトバンク版
4位 ドコモ版「iPhone8 64GB」
Xの供給が安定してきた中でXより上位をキープするようになってきました。発売当初はXが人気でしたが今の時点ではiPhone8の方が売れている、という結論で良さそうです。今後新色発売などなければ次期モデル登場まで上位をキープしし続けるのは8の方になりそうですね。
5位 ソフトバンク版「iPhoneX 256GB」
供給も安定しようやく順位が落ち着いてきたX。価格も高いので今後もこれくらいの順位で推移していきそうです。地味なカラー2色だけでは魅力半減なので、今後の新色発売に期待。ゴールドやピンクあたりが発売されればまた盛り返してくるでしょう。
6位 au版「iPhone7 32GB」
旧モデル「iPhone7」が安定して売れています。
そろそろ新生活シーズンに入ってくる時期。学割キャンペーンも始まっています。とくに学生世代で圧倒的に支持されているiPhoneなので、この世代向けに一番最適なのはau版iPhone7でしょう。月2980円で維持可能で、新機種発売で型落ちモデルとなり端末価格も安め。節約したい親御さんにはピッタリのモデル&キャリアと言えます。
ワイモバイルやUQモバイルのiPhoneもそれなりに売れていますが、大手キャリアでこの料金ならこのモデルがベストでしょう。
他社が何かおトクなキャンペーンを展開デモしない限り、来年5月くらいまで売れ続けるかもしれませんね。
11~20位
- AQUOS sense SH-01K(ドコモ)
- iPhone 7 32GB(ソフトバンク)
- iPhone X 256GB(ドコモ)
- iPhone 7 32GB(ドコモ)
- AQUOS sense SHV40(au)
- Xperia XZ1 SOV36(au)
- ZenFone Go(SIMフリー)
- iPhone X 64GB(ドコモ)
- Xperia XZ1 SO-01K(ドコモ)
- iPhone 8 256GB(au)
11位 ドコモ版
15位 au版「AQUOS sense」
▼ドコモ版カラー
前週12位→11位にランクアップしたドコモ版。
▼au版カラー
前週14位→15位に1つランクダウンしたau版。
Xperia冬モデルを抑えてAQUOS最新機種が好調をキープ。「docomo with」対象モデルで低料金で使えることもあり、ドコモ版は特に好調です。
16位 au版
19位 ドコモ版「Xperia XZ1」
ソニー自身も今年はXperiaに力を入れていくと言っていたのですが、2017年ももうすぐ終わる中であまり目立った売上にはつながっていない印象です。印象に残っているのはXperiaのケース・カバーを扱う専門オンラインサイトが立ち上がったことくらい。
参照記事
⇒Xperia専門カバーストア登場!
ほか、ソニー系列のMVNO「nuroモバイル」で「Xperia XZ Premium」の専用回線サービスが11/28から始まっています。限定13000台なのである程度快適な環境で使えそうではあるのですが、所詮は13000台。あまり大きな影響はないでしょう。
いままでシェア的には下だったシャープ「AQUOS」シリーズにも冬モデルの売上ランキングでは負けていますし、今後の巻き返しに期待したいですね。
日本のスマホメーカーとして唯一世界と戦える可能性のあるブランドなので、2018年度は盛り返してもらいたいものです。
21~30位
- iPhone 8 256GB(ソフトバンク)
- S2(ワイモバイル)
- iPhone 6s 32GB(ワイモバイル)
- 507SH(ワイモバイル)
- Xperia XZs 602SO(ソフトバンク)
- iPhone 8 Plus 64GB(au)
- iPhone 7 128GB(ソフトバンク)
- Galaxy Feel SC-04J(ドコモ)
- Galaxy S8 SCV36(au)
- iPhone 8 Plus 64GB(ソフトバンク)
22位 ワイモバイル「S2」
キャリアの低料金プランが登城してからランキングでの存在感が小さくなっているワイモバイル。この週の最高位はこの「S2」でした。
以前はトップ10常連だったものの、格安スマホ業界の低迷を象徴するかのようなワイモバイルの順位となっています。
28位 ドコモ「Galaxy feel」
ついに100万回線を突破したドコモの低料金コース「docomo with」。対応モデルのなかで一番人気だった「Galaxy feel」でしたが、新機種「AQUOS sense」登場ですっかりポジションを奪われた格好です。が、まだまだ好調といえる売れ行きをキープしています。
auのピタットプランが登場の影響はかなり大きくようで、以前のようにトップ10にランクインすることはなくなりましたが、低料金コースへの需要は以前強く、今後も売れ続けるでしょう。
29位 au版「Galaxy S8」
久しぶりにトップ30圏内にランクインしてきたギャラクシーS8シリーズ。前週は31位なので大きくランクアップしたわけではありませんが、不人気な日本市場でも一定数は売れつづけています。
スペック的には文句なしなんですが、あいかわらず日本ではiPhone一強。付け入るスキもありません。
もうすぐ次のモデル「Galaxy S9」が発表されるため、斬新な機能とスペックで驚かせてもらいたいですね。
まとめ
2017年12月第3週のスマホ売上ランキングでした。
ワイモバイルに続き、auでも学割キャンペーンが例年以上に早く始まりました。徐々にランキングにも反映されてくると思いますが、早々と導入したワイモバイルはまだ順位への影響はでていないようです。
そしてMVNOシェアトップ(単体で)の楽天モバイルが携帯事業への参入を発表しました。現在端末名のあとにキャリア名も記載してますが、近い将来、ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルのほか、楽天モバイルと記載する日がやってくるのかもしれませんね。
本格的に事業展開するならiPhoneの取り扱いは必須でしょうし、楽天モバイル版iPhoneの登場する日が楽しみです。