総務省の発表によると、MVNOは200社以上、MVNOからサービスを借り受けてMVNO事業をしている2次MVNOを含めると500社以上になっています。そして2016年には大手企業「LINE」も参入し、さらに競争が激化している格安SIM業界。
料金プランはどこも似たり寄ったりになり、楽天モバイルが始めた電話かけ放題オプションも今では数多くのMVNOが導入しています。
そんな中でauがドコモ回線の格安SIMサービスを提供している「BIGLOBE」を買収するなど業界再編の動きも活発化してきました。2017年はこういったニュースが増えるかもしれませんね。
その流れの1つとして、2017年1月に「YAMADA SIM」を提供しているヤマダ電機と、「U-mobile」を提供するU-NEXTが連携を発表。ともに業界大手の2社がタッグを組んだ新しい格安SIM「YAMADA SIM powered by U-mobile」サービスが登場しました。
そこで新登場の格安SIM「YAMADA SIM powered by U-mobile」の特徴や料金プラン、キャンペーンなどについてまとめました。
ヤマダ電機の「YAMADA SIM powered by U-mobile」はどんな格安SIM?
「YAMADA SIM powered by U-mobile」を契約できるのはヤマダ電機店頭となります。運営はヤマダ電機とU-NEXTが共同で設立するMVNO「Y.U-mobile株式会社」(仮)が行います。新サービス開始によって現行の「YAMADA SIM」は終了予定。
「YAMADA SIM powered by U-mobile」の料金プランは?
もともと「YAMADA SIM」と「U-mobile」は同じ料金プランで運営されていたので、そのまま新MVNOに受け継がれる格好です。その際、以下のようにバージョンアップされています。
プラン | データ通信 | データ通信 +SMS付き | 音声通話 |
---|---|---|---|
1GB | 790円 | 940円 | なし (旧1580円 →3GBにアップ) |
3GB | なし (旧1480円 →5GBにアップ) | なし (旧1630円 →5GBにアップ) | 1580円 (旧1980円 →5GBにアップ) |
5GB | 1480円 | 1630円 | 1980円 |
LTE使い放題 | 2480円 | 2630円 | 2980円 |
LTE使い放題 1年縛り | - | - | 2730円 |
ダブルフィックス 1GB以下利用時 | 680円 | 830円 | 1480円 |
ダブルフィックス 1GB超利用時 | 旧1680円 →900円 | 旧1830円 →1050円 | 旧2480円 →1780円 |
※税抜き価格、ユニバーサルサービス料除く
※ダブルフィックスプラン2段階定額で上限3GBまで
※LTE使い放題1年縛りプランは解約時3500円の違約金が必要
今回の料金改定でかなり値下がりしています。今までが少し高く感じる料金設定だったので、これで他社と同レベルになりました。選択肢の1つとして魅力がアップしています。
その他料金いろいろ
初期事務手数料 | 3000円 |
---|---|
通話料 | 30秒/20円 |
半年以内の解約違約金 | 6000円 |
SIMカード破損・紛失 | 2000円 |
解約時SIMカード未返却 | 2000円 |
契約開始月 | 日割り計算 |
「YAMADA SIM powered by U-mobile」のキャンペーンは?
ヤマダ電機店頭ではわかりませんが、オンラインサイトではキャンペーンらしきものはやっていません。
ヤマダ電機のオンラインサイト「ヤマダウェブコム」でも申し込めます
公式サイト⇒YAMADA SIM powered by U-mobile
まとめ:YAMADA SIM powered by U-mobile の料金プラン、キャンペーンは?
ヤマダ電機とU-NEXTが連携した新しい格安SIM「YAMADA SIM powered by U-mobile」について紹介しました。
こういった家電量販店が運営する格安SIMはそこのポイントサービスを絡められるのが大きなメリットですね。家電量販店の格安SIMではビックカメラ系の「BIC SIM」が評判高いんですが、今回の料金改定でどこまで迫れるか?に注目です。