
スマートフォンが出始めた初期には日本でもまだあった物理キー搭載端末ですが、今は見る影もない状態です。
そんな中、日本発売は今のところ発表されていませんが、スマホメーカー「ブラックベリー」がパソコンなどと同じ配列のQWERTYキーボードを搭載した新機種「BlackBerry KEYone(ブラックベリー キーワン)」を発表しました。
メーカーはフランスのスマホメーカーが中国で展開しているブランド「TCL Communication」のようです。欧州ブランドが関わってるってだけで、欧米コンプレックス持ち日本人としてはおしゃれでカッコイイ端末をイメージしてしまいます。
物理キーボード搭載スマホ「BlackBerry KEYone」の特徴は?
章タイトルにあるとおり、最大の特徴は物理キーボードでしょう。最初スマホディスプレイ上にキーボードが表示されていて、タッチセンサーで各キーが反応する方式でしょ?と思っていたら、ガラケーみたいに実際にポチポチ押せるボタン形式のようです。

さらにスクロール?も可能とのこと。この辺は実際に触ってみないとなんとも言えません。
また、このキーボードは特定のキーにアプリを割り当てることができるようになっていて、たとえば「L」キーに「LINE」アプリを設定すれば、「L」をタッチすることでLINEアプリを起動できます。スマホ画面をスッキリさせられそうですね。
本体はすべり止め加工された背面により持ちやすくなっていて、キーボード入力時にしっかりホールドできるようになっています。
そのほか、ディスプレイはキーボードがある分多少縦長になっていたり、今や標準装備とも言える指紋認証も搭載しています。
BlackBerry KEYone搭載アプリ一例
「BlackBerry Hub」・・・
メールやLINEなどのメッセージ管理アプリ。ツイッターやLINEなど個別に起動することなくメッセージなどをチェックできます。
「DTEK by BlackBerry」・・・
セキュリティアプリ。自分用にカスタマイズも可能です。
BlackBerry KEYoneの端末価格
ヨーロッパ、アメリカなど地域によって価格が違い、発表イベントで公表されていたユーロ価格は以下のとおりです。(レートは記事塔投稿時点のもの)
- ヨーロッパ 599ユーロ(約70700円)
- イギリス 499ポンド(約69400円)
- アメリカ 549ドル(約61500円)
発売は2017年4月とのこと。発表イベントでは残念ながら日本発売には触れられていませんでしたが、ぜひ発売してほしいと思います。
BlackBerry KEYoneのスペック・仕様

| メーカー | TCL Communication |
|---|---|
| ディスプレイ | 4.5インチ液晶 1620×1080 IPS LCD |
| サイズ | 幅72.5×高149.3×厚9.4mm |
| 重さ | 約180g |
| OS | Android 7.1 Nougat |
| CPU | Snapdragon 625 2.0GHz(オクタコア) |
| RAM | 3GB |
| ROM | 32GB |
| 外部メモリ | microSDXC(最大2TBまで) |
| Bluetooth | Ver 4.2 |
| カメラ | 1200万画素 |
| サブカメラ | 800万画素 |
| バッテリー容量 | 3505mAh |
| NFC | ○ |
| 対応バンド | FD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/13/17/20/28 TDD LTE 38/40/B28 3G 1/2/5/6/8 GSM 4バンド |
| Wi-Fi規格 | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz) IEEE 802.11 a/n(5GHz) IEEE 802.11 ac(5GHz) |
| インターフェース | USB Type-C |
まとめ:BlackBerry KEYone ブラックベリーの物理キーボード搭載スマホの価格やスペックは?
ブラックベリーから発売される物理キーボードが特徴のスマートフォンを紹介しました。
日本発売の可能性は全くわかりませんが、久しぶりに新鮮味のある端末が登場してくれました。一度でいいから触ってみたいスマホです。
