日本の主な携帯電話会社は3大キャリアとも言われる、ドコモ・au・ソフトバンク。今や知らない人のほうが少ないでしょう。この中でソフトバンクは白い犬が出てくるCMで知名度は高いですね。
この中で先駆けて料金の実質値下げとなる従量制の新プランを導入したのがau。「ピタットプラン」によって契約者数も好調のようです。
そして2018年にはドコモも対抗するプラン「ベーシックパック」で追随。残すはソフトバンクだけとなりました。
さすがにヤバイと感じたのか、ついにソフトバンクでもついに従量制プラン「おてがるプラン」が登場!
そこでソフトバンクの新プラン「おてがるプラン」の料金や仕組み、他社プランとの違いについて調べてみました。
ソフトバンク「おてがるプラン」とはどんなプラン?
おてがるプランの料金設定
まず料金設定ですが3段階に分かれています。
このプランを利用した時には、
- 1ギガバイトまで 1980円
- 1~2ギガバイトまで 2980円
- 2~3ギガバイトまで 3980円
という感じで、データ通信量を使うほど料金が高くなっていく従量制プランなのが特徴です。
いままでは3GBまで、といった決められた通信量のプランからしか選べなかったので、あまり使わない人だと損していたんですが、「おてがるプラン」ならかなりおとく。
使った分だけ高くなっていくので、あまりインターネットを使わない人なら大幅に節約できるプランといえるでしょう。ちなみに動画などデータ通信量が多い使い方をしなければ、3ギガ以上になることはまずないはずです。
au「ピタットプラン」・ドコモ「ベーシックパック」との違いは?
ソフトバンクの「おてがるプラン」はあくまでau・ドコモの後出し。ということは何かしら上回ってる部分が用意されているはずです。
そこで他社の従量制プランとの違いをチェックしてみました。
au「ピタットプラン」
1GBまで 2980円
2GBまで 3980円
3GBまで 4980円
5GBまで 5980円
20GBまで 6980円
基本的に料金はauもソフトバンクもほとんど変わりませんが、最初の1年間だけは1000円割引あり。
auの場合「auスマートバリュー」に入ることで2ギガまでの使用なら毎月500円ほど割引きされます。これに該当するならさらにお得です。
ドコモ「ベーシックパック」
1GBまで 2900円
3GBまで 4000円
5GBまで 5000円
20GBまで 7000円
月1GBまでのデータ通信量なら2900円で使えます。auピタットプランより安いのが特徴。
またドコモのこれまでのプランより安くなっています。
ソフトバンク「おてがるプラン」
ソフトバンクのは3GBまでしかないのが大きな特徴。他社に比べれば一番安いのですが、たくさんデータ通信する人は別のプランを選ぶしかありません。
またおてがるプランの場合には、スマ放題ライトを利用すれば定額で利用できるのも特徴です。
この場合たとえどれだけデータ通信しても2000円の請求しか来ないので、たくさん使う人にとってかなりお得なプランとなります。
すでにスマートフォンを利用している人にとっては、合計料金が2年目から若干高くなる仕組みになっています。それぞれ1000円以上高くなるので、2年目からの料金もよく計算しながら利用するのがいいですね。
おてがるプランの契約期間
契約は2年契約のなっていて自動更新されます。わざわざ更新作業をする必要はありません。
ちなみに2年使った後の契約更新月以外に解約しようとすると、違約金として9500円ほどとられるのは今までと一緒。ここはさすがに安くしてくれませんね。。。
まとめ
ソフトバンクからも登場したデータ通信量従量制のプラン「おてがるプラン」について紹介しました。
ドコモやauの従量制プランより料金は安くなっていました。
ただし、最大3GBまでしか対応してないのが残念ですね。そうなるとドコモが一歩上のお得感があるように思えますが、たとえば2年間だけなど短期間の契約なら、最初の1年間だけ1000円割引されるauが最安です。
結局スマホ料金も横並びのままな印象となりました。格安スマホほど安くしろとはいいませんが(して欲しいけど)、ものすごく儲けているんですから、もう少し頑張ってもらいたいですね。