同じiPhoneを長期間使用していると、問題になるのがバッテリーの劣化トラブルです。
最初は長時間使えたiPhoneも、次第にバッテリーが劣化し丸一日保たなくなることもあるほどになることも。
こうなると手っ取り早いのは本体の買い換えです。
新しく本体を買い換えればバッテリーも新品になるので、問題を解決することは可能です。
しかしタイミングによって機種変更は難しいですし、何よりお金の負担が大きいのは問題でしょう。
バッテリーが劣化して保ちが悪くなってきたと感じたら、おすすめはバッテリー交換です。
劣化したバッテリーから新品に交換することによって、本体はそのままに電源の保ちを回復させることができます。
朝充電してから家を出たのに夕方にはほとんど残っていないといったケースが頻発するなら、バッテリー交換を考えましょう。
iPhoneのバッテリー交換方法
バッテリー交換の方法は、主に3つの種類がありそれぞれでメリット・デメリットは異なります。
直営店・代理店に持ち込んで交換依頼
一番安心で確実なのは、メーカーの直営店や正規の代理店に持ち込むことでしょう。
メーカーの直営店や正規の代理店なら、iPhoneの購入時に保証サービスに加入していれば無料で行えます。
(もし保証サービスの対象外であっても、パフォーマンス低下問題の影響で2018年12月31日までなら料金は割引され格安です)
条件を満たせばもっとも安い料金となりますから、メーカーの直営店や正規の代理店に持ち込むのがおすすめです。
メーカーの直営店や正規の代理店は、修理の希望者が多く希望日に予約が取れないことも少なくありません。
そのため修理が1週間や10日以上先となり、その間は不便な状態が続いてしまいます。
また本体購入時に保証サービスに加入していなかったり、割引の条件を満たせない場合もあるでしょう。
そうなると割高な交換費用になってしまいます。
非正規店でのバッテリー交換
素早く修理したかったりメーカーの直営店や正規代理店の料金が高い場合は、おすすめは街中にある非正規の店舗でのバッテリー交換です。
非正規の店舗と聞くと信頼性が低いと思われますが、多くは実績があり安心して任せられるお店です。
中には海外でも修理をしている実績十分な非正規店もあるので、悪質店さえ選ばなければ問題ありません。
ネット上の評判や顧客満足度などを参考にして選べば優良店は簡単に選べるので、持ち込む前には十分に情報を収集してから決めましょう。
非正規店でバッテリー交換した場合の相場は、5,000円から8,000円程度です。
機種によって差がありますが、保証対象外や割引の適用を受けなければメーカーの直営店や正規代理店よりも安い料金になっています。
また非正規店はメーカーの直営店や正規代理店とは違い、交換完了までのスピードが速いのも特徴です。
部品さえあれば申し込みをした当日の受け取りもムリではなく、最短15分程度でできる店舗もあります。
さらに近くに非正規店の店舗がない場合は、郵送で修理を申し込むことも可能です。
郵送修理に対応している非正規店なら、全国どこからでも利用することができます。
修理後には保証をつけるサービスも用意されているので、優良店ならメーカーの直営店や正規代理店と変わらない感覚で利用できるでしょう。
自分で交換する
正規店より安い非正規店でもそれなりに料金は必要です。
1円でもバッテリー交換にお金を払いたくないなら、自分で作業をするのもアリです。
iPhoneのバッテリーを新しいものに交換する作業は、素人には難しいと思うかもしれません。
しかしはじめて行う女性でも、10分程度でできるとされるほど簡単です。
必要な工具を揃えたり交換するバッテリーを用意したりする必要はありますが、手間賃は一切発生しないのでもっとも安い交換方法ですね。
工具があるなら必要となるのは新品のバッテリーを買う金額だけなので、iPhoneのモデルにもよりますが最安3,000円もあれば交換することができるでしょう。
【Amazon】iPhoneバッテリー
⇒iPhone交換用バッテリー一覧
自分でやるとデータを覗かれる心配なし
しかも自分で修理する方法なら、大切なiPhoneを店舗に預ける必要はありません。
本体の中には、プライベートな写真や動画の他に電話帳には多くの人の個人情報が登録されています。
保存してある内容はチェックしないなどの宣言をしている店舗でも、こうした個人情報満載の端末を預けるのはためらいがあるでしょう。
しかし自分で修理をすれば他人の手に本体を渡す必要がないので、プライバシーも守れるメリットがあるのは魅力です。
安くバッテリー交換するには?
このようにiPhoneのバッテリー交換を安い料金できるのは、保証サービスに加入していればメーカーの直営店や正規代理店になります。
もし保証サービスに加入していないなら自己修理となり、自分でできない場合は直営店で割引を受ける方法です。
ですが自己修理は失敗すると正常な部分も壊す原因になりますし、自分で交換するのは自信がない人もいるでしょう。
また素早く直したい人にとっては、安いとはいえメーカーの直営店や正規代理店もおすすめできません。
必要となる料金と安全性の2つを考えたら、駅前などで頻繁に目にする非正規店も候補の一つとなります。
全国50店舗、20万件以上の修理実績あり
⇒iPhone修理のダイワンテレコム
まとめ
iPhoneのバッテリー交換方法と、安く交換できる手段について比較してみました。
保証未加入の場合、最安はバッテリーを自己購入して自分で交換することですが、私もやってみたところ比較的簡単にできました。
ただし端子接続など多少手こずった部分もありますし、もし失敗したら割高になる可能性も。
仕事帰りなどにiPhone修理ショップへ立ち寄れるならそのほうが安心・確実です。
iPhoneSEなど小さめモデルなら3000円くらいから、ディスプレイサイズ大きめで少し古いモデルだと5000円くらいからやってくれるでしょう。
iPhone8は7000円くらいでした。
iPhoneX以降の有機ELディスプレイモデルに関してはあまり見かけないので、今後の相場を要チェックです。