auからの乗り換えで知っておきたいポイント
契約更新期間と契約解除料金の確認
まず一番はじめにしておきたいのが、「契約更新期間と契約解除料金の確認」です。料金プランや割引サービスの中には契約期間があらかじめ決まっているものが数多くあり、それらのサービスに対して「契約更新期間」というものがあります。この期間以外で携帯電話の解約や乗り換えをすると、「契約解除料金」がかかるというものです。誰でも割に注意
2年契約【誰でも割】の場合は2年ごとに2ヵ月間の更新期間が訪れます。【誰でも割】は手続きをしない限り自動的に更新されるので、最初の契約更新期間を過ぎてもそれ以降も、2年毎に訪れる契約更新期間以外の期間は契約解除料金がかかります。また2年契約でも自動更新のない【誰でも割ライト】の場合は、最初の2年間の契約の期間が過ぎればそれ以降は契約解除料金がかかりません。乗り換えタイミングをチェックしよう
契約更新期間が近ければその期間を待ってからの方が契約解除料金分のコスト削減ができます。どちらがお得かは、[今支払っている月額料金]−[新しいキャリアの月額料金]の差額✕契約更新期間までの月数と、契約解除料金+乗り換えの際にかかる諸経費を比べてみるとよいでしょう。前者の方が安ければ契約更新期間まで待つほうがお得、高ければ契約解除料金を払っても得をするという目安になります。auでんき加入者は要注意
さらに家の電気の契約を「auでんき」でしている方は、解約をするべきかどうかを検討する必要があります。ご家族が今後もauを使い続ける場合は、「ポイントで割引」を引き継ぐことができますが、家族が誰もauを使わなくなる場合は、「ポイントで割引」は適用されません。電気契約を解約する際にも契約から1年未満は、2,000円の契約解除料金がかかります。ただし契約から1年以上経過している場合なら契約解除料金はかかりません。ポイントを使い切る
次に貯まっているポイントを消費しましょう。他社に乗り換えるとその時点でポイントが消滅してしまうというデメリットがあります。少ないとは思いますが、とくにカモにされやすい何もわかっていないお客さんだと、知らない間にポイントが結構溜まっていることも。ポイントは解約までの月額料金の支払いに当てたり、プリペイドカードにチャージしたり、au WALLET Marketで買い物をするなどに使うことができるので忘れずに利用しておきましょう。利用サービスの確認と解約
次にキャリア決済しているサービスの確認、決済方法の変更や解約をします。動画サービスなど月額料金の発生するサービスをauかんたん決済で支払っている場合で、今後もそのサービスを利用する場合は、別の支払い方法に変更する必要があります。お客様サポートや窓口等で確認をしておきましょう。支払い方法を変更せずに未払となり強制退会となると、これまでの購入歴が消えてしまう恐れがあります。使わなくなっているサービスはこの機会に解約しておきましょう。解約し忘れるとのちに解約したくなった際、本人確認手続きが大変になったりします。メールアドレスの変更
次はメールアドレスの変更です。他社に変わるとそれまで使っていた「xxxx@ezweb.ne.jp」のメールアドレスは使えなくなるデメリットがあります。LINEなどSNSアプリが主流になっているいま、メールでのやりとりも減ってきているとは言え、まだまだ利用者は多いでしょう。Gmailなどのフリーのメールアドレスを取得しておけば、今後はキャリアが変わってもその度にメールアドレスを変更しなくて済むので、この際そちらに乗り換えておくと便利です。新しいメールアドレスを取得したら、普段メールでのみ連絡を取るような人へ、「xxxx@ezweb.ne.jp」のメールアドレスから、今後新しいメールアドレスになるという旨のメールをしておくと良いでしょう。いきなり新しいメールアドレスからメールを送ると、相手のメールの設定によっては迷惑メールホルダーに分類されてしまったり、知らないアドレスとして受信されない恐れがあります。またよく使うサイトなどの登録メールアドレスも変更しておきましょう。MNPの手続き
最後は今後も同じ電話番号が使用できるように「MNPの手続き」をします。MNPの手続きは、現在使っているキャリアからMNP予約番号を発行してもらう「転出」の手続きと、新キャリアに転入する手続きがあります。転出のためのMNP予約番号は、- auショップの店頭で取得する方法
- 電話でMNP受付窓口に電話して取得する方法
- EZwebでウェブ上にて取得する方法