スマホで頑丈な機種にはどんなものがある?おすすめは?

頑丈なスマートフォンのおすすめ

頑丈なスマートフォンのおすすめ

スマホは画面の大きさと性能を中心に進化していますが、一方ではニッチなニーズに応える形で、頑丈な端末も販売されています。

頑丈といっても様々ですが、たとえば落としても衝撃で壊れにくいことや、低温下などの過酷な環境でも動作する特徴が挙げられます。

スマホの頑丈さを示す指標

IP規格

IP規格は一般的なスマホにも用いられているもので、水や砂埃に対する耐久性の目安です。

MIL規格

タフさが求められる環境では、IP規格に加えてMIL規格も重要となり、これがいわば機種選びの基準となるでしょう。

MIL規格は米国国防省の物資調達基準のことで、軍事的な用途に耐えられるか否かを表します。

これらの規格をクリアーした頑丈なスマホをいくつか紹介していきます。

MIL規格対応のおすすめスマホをピックアップ

CAT S41の特徴

CAT S41の本体デザイン

このMIL規格規格に対応している機種の1つには、キャタピラー社のCATシリーズ、S41という端末があります。

キャタピラーは日本でも知られる重機メーカーのことで、クローラーや無限軌道と呼ばれるもの。

そのキャタピラーを取り扱う同社が開発した端末なので頑丈さはお墨つきですし、愛用者の間における評判も良好なのでおすすめです。

水や砂埃に強いのは当然として、耐衝撃性が高く1.8mの高さから落としても大丈夫です。

コンクリートの衝撃に耐えられますから、日常生活中の落下による故障の危険が回避できます。

水深2mの深さであれば、1時間連続で水没してしまっても耐えることができます。

防塵防水性能と耐衝撃性は最高クラスなので、とにかく丈夫で壊れにくいスマホが欲しい人に最適です。

CAT S60の特徴

CAT S60本体裏表

キャタピラー社の端末に興味を持ち、より専門的な用途の機種が欲しいのであれば、CATのS60をおすすめします。

基本性能は下位モデルのS41と共通ですが、水深5mで1時間耐えられるまでに進化しています。

防塵性能も順当に進化しており、小さな塵も完全に防ぎ切ることが可能です。

しかも赤外線撮影機能という、一般的なスマホにはない特殊な機能まで内蔵です。

軍事的なアイテムにワクワクする人に向いていますから、そういう機種を求める場合に期待に応えてくれるでしょう。

京セラ DURAフォースプロ

京セラのタフなスマホ DURAフォースプロ

頑丈な端末といえば、日本の京セラも負けてないですし、実用性重視で働く現場の人達から支持されています。

京セラのDURAフォースプロは、5インチサイズの液晶を搭載する頑丈な製品です。

衝撃や水に耐えられるのはもちろんのこと、高温環境や低圧に湿気にも耐久性を発揮するのが強み。

炎天下の車内や雨風が起こる屋外環境は過酷ですが、京セラDURAフォースプロならいずれにも負けないです。

また、ボタンを押して簡単に使えるトランシーバー機能搭載で、何かと忙しい工事現場などで威力を発揮します。

複数の相手と同時に通話が可能ですから、ただタフなだけでなく痒いところに手が届く端末です。

京セラのTORQUE、G03

京セラのタフなスマホ TORQUE G03

より実用的でカジュアルに使いたい場合は、同じく京セラのTORQUE、G03が狙い目となるでしょう。

海水試験や荷重試験をクリアした文字通りのタフさですから、普段遣いならこの端末で十分に頑丈さが確認できます。

本体はレッドとブラックやブルーに、グリーンという鮮やかなカラーバリエーションが用意されているので、スマホカバーが取りつけられなくても楽しめます。

海水試験で認められた性能は、海で遊んで落としてしまうような場合に安心感が得られるでしょう。

荷重性能は端末の上に重たいものを乗せてしまったり、お尻で踏んでしまうようなケースにおいて有効です。

SAMSUNGのGalaxyシリーズ「S8 Active」

サムスンの頑丈スマホ GalaxyS8Active

性能もデザインも妥協したくないならば、SAMSUNGのGalaxyシリーズのS8、Activeが希望にマッチするはず。

本体は軍事用途に耐える素材が採用されていますが、デザイン性を損なわない完成度の高さが魅力です。

タフネフシリーズで培われてきた設計力が投入されているので、若干のゴツさは加わるものの、同時にスタイリッシュさを両立しています。

防塵防水性能は高くMIL規格にも対応していますから、耐衝撃性に関しても期待できます。

京セラ S4

京セラのタフなスマホ S4

タフなスマホに力を入れている京セラは、S4という低価格帯の端末にもMIL規格を採用しました。

画面には高強度のハイブリッドシールドが用いられており、3日以上バッテリーが持つ省電力性も兼ね備えます。

過酷な環境下でも長時間活用できますから、安心感が得られる端末として頼りになるでしょう。

価格は手頃なのに壊しても落としにくいので、はじめて子供に携帯電話を持たせる場合にも有力な候補となります。

京セラ X3

京セラ X3

京セラのX3はより実用性が追求された端末で、見た目は一般的なものと変わりませんが、高級感におサイフケータイや赤外線通信、それにワンセグ機能を内包しています。

防塵と防水性能はハイレベルですし、耐衝撃性能を保証するMIL規格にももちろん対応です。

見た目からは想像できない耐久性を発揮しますから、実際に手に取ってみると驚くはずです。

富士通 arrows「M04 PREMIUM」

富士通 M04 PREMIUM

国内では富士通もタフな端末に力を入れており、arrowsシリーズのM04、PREMIUMモデルがおすすめに該当します。

ハンドソープで丸洗い可能なほどの防水性能ですし、防塵性も耐衝撃性も高いので、何かと汚れてしまうアウトドアの利用が多い場合に適しています。

 

まとめ

頑丈さがウリのタフなスマホを取り上げました。

それなりの価格帯になりますが、防水カバーなしに水中で使えるレベルのものもあります。

実務用としてはもちろん、個性も際立つモデルが揃っているので、デザインのiPhone化がすすんでいる今、自分だけの他人と違うスマホを持ちたい人には最適です。

アウトドア好きな人や、スマホをよく落とす人、子供向けなどにもおすすめです。