海外スマホの購入方法と技適チェック方法を紹介!

日本ではいろいろな種類のスマートフォンが販売されています。そして、いま販売されている携帯電話のうち9割以上がスマホで占められるまでになりました。 若者から年配者にまで広く普及してからは、マーケットがますます拡大し、これまでより海外スマホも多く扱われるようになりました。 韓国サムスンやLGはドコモ・au・ソフトバンクなどでもすでにラインナップされていましたが、2018年からはファーウェイがauで、また中国メーカーOPPO(オッポ)も日本に進出しています。 ただ日本国内でのスマホシェアは一部のメーカーが多く握っています。シェアの過半数がアップルのiPhoneで、つづいてソニーのXperiaやシャープAQUOSとなっています。 そのためオリジナリティが感じられないと感じて、独自性の強い海外スマホを求める人も増えています。 ただし現段階では、海外スマホは誰でも手軽に購入できるとはいえません。これから先は家電量販店などで多く扱われるようになる可能性もありますが、まだ現時点では大々的に販売しているところは少ないです。 そこでオススメの購入方法として通販の利用が挙げられます。 通販であれば販売を行っているところは少なくありません。といわれても、海外商品を通販で購入するのに抵抗を感じる人も多いでしょう。 たしかに日本の商品を購入するのに比べて、トラブルが生じるリスクは高いといえます。しかし購入するショップを慎重に選べば、トラブルのリスクは下げられます。ショップ選びが難しいと感じるのであれば、とりあえず大手を選択するのも一つの手です。  

海外のAmazonを利用する

たとえば、Amazonをうまく活用すると海外スマホを手軽に買えます。 Amazonといっても多くの日本人が利用している日本人向けのサイトではありません。海外向けのAmazonを使うことになるので、クレジットカードによる支払いに限られるなどの制約があります。 それを考慮したうえで利用するのであればハードルが極端に高いわけではありません。 日本のAmazonでも個人が出品してることもありますが、輸入コストなどが上乗せされていてかなり割高なんですよね。。。ですので海外Amazonを活用しましょう。

海外用アカウントを作成しよう

まず日本でアカウントを持っていたとしても、海外用のアカウントを作らなければいけません。今後は国内のアカウントと統一されるかもしれませんが、まだそうなっていないので作成することになります。 海外用のアカウントと聞くと難しいと感じる人が多いかもしれません。しかし同じ企業であるため、ホームページの構成自体は日本向けのサイトと大きな違いはないです。日本用のアカウントを持っていれば直感的にわかることが多いです。 商品の検索方法も日本向けのサイトと大差ないです。それだけでなく日本円で販売額をチェックできるといった利便性もあります。そのため海外向けAmazonといっても、実際に使ってみると意外に簡単だと感じるケースが多いはずです。  

海外スマホの専門ショップ

Amazonではなくスマートフォンに特化しているショップがいい人もいるでしょう。 その中で「エクスパンシス」は、日本で海外スマホを入手するなら知っておくべきショップの代表格です。

エクスパンシスのいいところ

何といっても日本語で表記されているので非常に安心感があります。英語の表記しかないショップと比べると、使い勝手には大きな差があるのは明白です。 さらに担当者が日本人であることも大きなポイントです。よくあるトラブルの原因として、担当者が外国人で意思の疎通が難しいケースがあります。言葉が通じないのはもちろんですが、文化や考え方の違いによって取引がスムーズに進まない場合が少なくありません。このショップであればその心配がなく、疑問や心配があっても解消しやすいのが大きな魅力です。 海外スマホということで心配な人にとって、有力な候補であることは間違いありません。 またエクスパンシスが人気の理由は、表記や対応が日本人向けなだけではなく、販売している海外スマホの種類がかなり揃っているのも理由の一つです。 多数のメーカーを扱っているためさまざまな種類の中から選べます。日本人に向いているものやオリジナリティの高いものなど、自分の好みにあったものがきっと見つかるでしょう。 たいていXperiaやGalaxyなどの最新モデルは海外で先に発売され、数カ月後に日本でようやく発売される流れなんですが、エクスパンシスなら海外で先に発売された端末をすぐに手に入れられるのも魅力です。発売されるまでの数ヶ月間、ほとんどの人が持ってないスマホで優越感に浸れるかもですね。

エクスパンシスの残念なところ

ただし一つだけ注意しなければならない点があります。 ここは人気があるので品薄になりやすいんですよね。さらに海外スマホは新機種と旧機種の世代交代も早いので、入手を先延ばしにしていると取り扱いがなくなる可能性もあります。そのため、こまめにチェックして買うタイミングを逃さないことが重要です。

こまめなチェックでセールを狙おう

価格が高いと心配して手を出せない人もいるでしょう。しかしエクスパンシスをチェックしていれば、安く入手できるチャンスは少なくありません。 たまにですがセールを実施することがあるんです。セール中は普段よりずっと安く販売されるので機種によって半額近くになることも珍しくありません。 ただし注意点として、消費税の請求が別であることは知っておきましょう。 毎週の決まった曜日など特定のタイミングでセールを実施することもあるので、お気に入り登録するなどしてこまめにホームページをチェックしておきましょう。情報発信を積極的にしてくれているので、チェックする姿勢を持ち続けていれば必ずチャンスは広がります。 また海外のショップの通販では、手元に届くまでに時間がかかることを心配する声も多いです。その点においてもエクスパンシスであれば心配しなくて済みます。もちろんタイミングや商品などによって異なりますが、ほとんどの場合は到着まで1週間以内に届いているからです。   ここまで海外スマホの購入方法について紹介してきました。 ただしここで1つ気をつけなければいけないこと、「技適」について解説していきます。

海外スマホの技適対応チェック方法は?

日本在住の人が国内でスマホを使うには、その端末が電波法によって義務付けられている技術基準適合証明等のマーク、略して技適マークを取得していければいけません。

技適マークとは?

技適マークとは電波法令で定められている技術基準に適合している事を証明するマークのこと。各メーカーは販売前に新機種のスマホの仕様を総務省に申請して、厳正な審査を通過した後で認証されてはじめてその製品を日本国内で販売する事ができるようになります。 法令の対象となるのは、特定省電力のトランシーバーや一般家庭向けの無線LANのほか、コードレス電話やスマホなども含まれています。 現行の電波法は元々免許の取得が義務付けられている無線局の取り扱いをベースに制定されており、同法令においてスマホは小型の移動無線局という位置づけになっていますが、その機種が総務省により認証される事で免許の取得が免除され誰でも手軽に購入して利用できるようになります。

海外スマホ購入時の注意点

最近では優れた機能を持った日本国内未発売の最新スマホをいち早く入手するため、日本メーカーには無い個性的なモデルを求めて海外スマホをオンラインショッピングサイトや個人輸入で購入するユーザーも少なくありません。 ただし、その多くは一部を除き日本の総務省の認証を受けず技適マークが無い状態で販売されているんですよね。 それらの機器を日本国内で所持しているだけなら法的に問題ありませんが、使用すると電波法違反となり1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる事があるんです。 現時点で個人使用においてそれらの法令違反で摘発された事例はありませんが、取り扱いには十分注意が必要です。

技適はどうやって確認するの?

海外スマホの技適対応チェックを行うには、まず購入前に公式ホームページやパッケージに掲載されている場合はそちらを確認したり、総務省の「電波利用ホームページ」内にある「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のコンテンツで、調べたい機器のメーカー名や型番などを入力して検索する方法があります。 それらの情報が見つけられなかったりスマホ本体しか手元にないような場合は、端末本体で情報をチェックする方法も。

  • Androidスマホは「設定」→「端末情報」→「認証」
  • iPhoneは「設定」→「一般」→「認証」

とタップして行くと、その端末が取得している世界各国の認証情報が表示されます。 (一部のAndroidスマホは多少違います) 画面を下へスクロールさせて行き「Japan」の文字があり技適マークが表記されていればOK。その端末を合法的に日本国内で安心して利用できます。  

まとめ

海外スマホの購入方法や、日本で通信機器を使うときに必須の技適についてまとめました。

  • 固定的なモデルが手に入る
  • 日本未発売スマホが買える
  • いち早く最新機種がゲットできる

などメリットが多い海外スマホの購入ですが、技適マークがないと電波法違反となってしまうため、確実にチェックしておきたいですね。