4月に入りデータ調査会社「MM総研」が格安SIMとスマートフォン、ガラケー毎に月額平均利用料についての集計結果を発表していました。
(データは2015年12月時点のもの)
- ガラケー利用者 3260円
- スマホ利用者 6283円
- 格安SIM(音声付) 2072円
- 格安SIM(データ通信のみ) 1552円
「格安SIM(データ通信のみ)」でもLINE通話などのアプリで通話可能ですが、融通は利きません。ガラケー、スマホは通話あってこそだと思うので、ここでは通話付き格安SIMとその他の差額を比較してみましょう。すると、
- ガラケーと比較して1188円(約3分の1)
- スマホと比較して4211円(約3分の2)
も安くなっていてかなり節約できるのがわかります。
年換算するとガラケーで14246円、スマホだと50532円も節約可能。スマホから格安SIMにすれば新しい端末に毎年買い替えられるレベルです。 キャリア専用のメルアド変えたくない、ずっと使ってるから途切れるのが嫌、などキャリアを使い続ける理由は色いろあると思いますが、今後格安SIMを取り扱うMVNOは更に増えていくでしょうし料金も下がっていくはず。金銭面から見ると圧倒的に格安SIMがお得ですね。
ちなみにこの金額はあくまで通信料金だけ。端末代は別となります。キャリアでの購入は今、実質0円など過剰なサービスがかなり制限されているので、この通信料そのまんまとはならないでしょうね。格安SIMも端末セットはありますがハイスペックなモデルを選ぶと月額4000円オーバーもありえます。(分割支払い時) となると今使ってる端末+格安SIMなパターンが一番節約できますね。2年縛りやSIMロック解除など面倒はありますが、とにかく安くしたいならこれがベストでしょう。
ただiPhoneのSIMロック解除はちょっと特殊なのでご注意を。
参考記事⇒iPhoneのSIMロック解除
2015年データでは日本全体の回線契約数は1億5000万くらい。それに対して格安SIM回線は1150万とある雑誌にて見かけました。
まだまだ少ない利用者数ですが今年はさらに増えていくでしょう。また、キャリアの回線利用料も4月から安くなり新規参入する企業も増えていくはず。サービスの質もどんどん上がっていくと思います。なので多少面倒くさそうなイメージのある格安SIMですが乗り換えるだけのメリットは十分です。ぜひチャレンジしてみてください。